ボタンとツツジとフジ花めぐり

kanazu362013-05-17

今年は低温の影響で開花が遅れていた花々も、ようやく気温が
20度を超える陽気となりボタンとツツジとフジ花などが見ごろを
迎えている。
快晴の青空の中5月14日ボタンとツツジとフジの花めぐりに
出かけた。
・ボタン
 ・新潟県立植物園のボタン園
  県立植物園の屋外にあるボタン園は色とりどりの花が咲きいまが見ごろ。
  ぼたん園の案内板には、「新潟県のボタンの栽培は古く、江戸時代(万延年間1860年)まで遡ることができる。現代に続くボタン栽培は明治20年ころ始まった。明治7年には新津市の江川啓作、四柳徳次郎の両氏によりボタンをシャクナゲの台木に接ぐ技術が確立され、短期間に大量の苗木を作ることが可能になった。・・・」と書かれている。
 ・新潟県立植物園のボタンコレクション保存園(新潟市秋葉区
  県立植物園の屋外に、にいがた花木園「江川一栄ボタンコレクション保存園」がある。
  平成17年、新潟市秋葉区子成場の木楽園園主江川一栄氏からボタン182品種1350株の寄贈を受けた、ボタン保存園として整備してきた。
  現在保存園には205品種2000株の花が植えられている。
  色とりどりの花が咲きいまが見ごろ。
 ・五泉市東公園のぼたん百種展示園(五泉市赤海)
  東公園の「ぼたん百種展示園」は、約6400平方メートルの園内に120品種・5000株のボタンが植えられている。
  低温の影響で開花が遅れていたが、ここ数日の暖かさで園内のぼたんも7分咲き。
  園内は白・紫・黄・ピンク・赤などの色鮮やかなボタンの大輪の花が咲き大勢の人が花を楽しむ。
 ・弥彦牡丹園(弥彦村大戸)
  弥彦村大戸の弥彦牡丹園は、地元の実業家大谷さん個人が所有管理する。
  牡丹園は無料開放されており、満開の今は赤・紫・白・ピンク・黄など色とりどりの大輪の花が咲き誇り、花を楽しむ多くの人で賑わう。
  また、休憩所からは遠くに霊峰弥彦山を望むことができる。
  弥彦牡丹園は、大谷さん夫婦が島根県大根島へ旅行した折に、300年の歴史ある
  大根島牡丹園を観光し余りの美しさに感動し、大根島から牡丹の原木を500株余り取り寄せて平成17年にこの地に植えたのが始まり。
  ボタンの花は強い日差しを受けると花弁がしおれるため花壇の天井に日よけのよしずが張られている。
  会場で関係者に尋ねると、「現在はおよそ2ヘクタールの敷地に、約180種類・約3300株の牡丹が植えられている」と。
ツツジ
 ・新津さつき山公園(新潟市秋葉区
  案内板には「自然豊かな丘陵一帯に点在する公園に、緑の散歩道“木漏れ陽(び)の遊歩道”があります。その中の一つ“さつき山公園”は、休養施設を備えた約2ヘクタールの公園です。
  約150種類のさつきを含め、約4万8000本のさつきつつじがあります」
  と書かれている。
  園内は傾斜地に造られ、さつき園が2カ所とつつじ園が1カ所とさつき・つつじ園が1カ所の4園に分けられている。
  斜面の階段を上り頂上の東屋に出た。
  斜面を見下ろすと色とりどりのつつじはやさつきが咲く。
 ・新潟県立植物園のツツジ園(新潟市秋葉区
  ツツジ園には、約50種の野生の色とりどりのツツジが咲く。
・フジ
 ・保内公園の三色(紫・白・ピンク)のフジ(三条市保内公園)
  保内公園に珍しいピンク色のフジの花が咲いていると知り見てきた。
  フジ棚は、公園入口正面噴水脇の左右にある。
  右側はピンクと紫の花が咲き、左側は白と紫の花が咲く。
  公園内で植木の手入れをしていた造園業者の人に聞いた。
  「フジといえば普通紫か白だが、ピンクの花は珍しい」と。
  これまで紫や白のフジの花は見たことがあるがピンクの花は初めてである。
 ・燕八王子安了寺の白フジ(燕市八王子)
  安了寺の境内の案内板には、「新潟県指定天然記念物・八王子の白藤」推定樹齢3百年・幹廻り5.3m・無数の枝が四方に広がり東西28m・南北18mに張り出し高さ約3mと書かれている。
  昨年は大雪でフジ棚が壊れ花は半分しか花が咲かなかった。
  フジ棚から30センチから50センチほどの白い花房が垂れ下がっているが気温の影響でまだ3分咲き。
  平日にもかかわらず、安了寺の境内は多くの人で賑わう。
今年もボタンとツツジとフジ花に魅せられ花めぐりに出かけた。
ピンクのフジの花だ・・・ (イラストを模写)

越後毛利の山城2城に登る

kanazu362013-05-15

昨5月14日沖縄地方が梅雨入りした。
町内の里山クラブでは毎月1回日帰りで新潟県内の山に登る。
5月は関川村の朴坂山(438m)だった。
6月は柏崎市北条地区にある越後北条毛利氏の山城である
北条城址に登ることになった。
妻が柏崎出身で小学校時代に遠足で北条城址に登ったことがあり下見を頼まれた。
5月13日夫婦で越後毛利の山城2城(北条城址・安田城址)を下見のため登った。
・越後毛利の北条氏と安田氏
 毛利時元の祖父である毛利季光は、大江広元の子であるが、宝治元年(1247)の三浦の乱で三浦泰村に味方し敗北を喫し、一族共々滅びる危機に立たされたが、名族大江氏の末裔であることもあり季光の子の毛利経光が助命され、越後の所領の領有を許された。
  時元の子の毛利経高の代に越後毛利氏は分裂し越後北条氏と越後安田氏とった。
 ・北条城址柏崎市北条・城山:169.5m)
  JR北条駅の待合室に「北条毛利いにしえロード“北条城址(城山169.5m)”」と書かれた案内板がある。
  山頂には北条駅・専称寺(毛利氏菩提寺)・大手道経由で、約40分で着く。
  築城時期は不明だが毛利時元によって築城されたとされる。
  室町から戦国時代にかけて、北条毛利氏が築いた山城である。
  ここは、鯖石川と支流の長鳥川に囲まれた標高140m地点にある。
  御館の乱において、上杉景虎方の主将であった城主・毛利丹後守景広は天正7年(1579)2月、府中で戦死し、この城も開城した。
  城跡の背後、つまり北側は、標高150mから180mの山並みが曽地峠へと約10キロ続いている。
  城郭は、北郭・主郭・二の郭・三の郭がある。
  主郭は低い段差で5段になっている。
  遺構は郭・土塁・物見・堀切・竪堀・大手門・搦手門などが点在している。 
 ・安田城址柏崎市城之組・城山:比高約30m)
  山頂には城之組集落・安田城址入口の坂道(王坂)・児童公園経由で、約20分で着く。
  安田城は、新潟県柏崎市(かつての越後国刈羽郡)にあった城。
  築城年は不明だが、歴代の城主である安田氏は、鯖石川を挟んだ所にある北条城の北条家から分家独立し鵜川庄安田城に移っている事から、安田氏初代当主の安田憲朝が築城したと思われる。
  安田氏もまた、越後毛利(北条)や安芸毛利と同族である。
  慶長3年(1598)の上杉氏の会津への移封時に廃城となった。
  遺構は郭・土塁・虎口・堀などが点在している。
  現在も主郭(本丸)部分がほぼ原形の地形のままとなっており、二の郭の広場は現在児童公園となっている。
  本丸には上杉家16代目当主である上杉隆憲氏が揮毫した「安田城址」と書かれた石建つ。
柏崎市に戦国武将上杉謙信ゆかりの城址2山城があり、地元では城山と呼んでいる。
北条と安田の城山に登り戦国時代の武将の往時を偲んだ。
下見で城山に登る (イラストを模写)

梨畑の作業と畑の苗植え

kanazu362013-05-13

ゴールデンウィーク期間中,近郷の里では農家の人たちが
田植えに精を出していた。
わが家でも梨畑の作業と畑の苗植えに精を出した。
・梨畑の作業(新潟市江南区:割野)
 畑仲間6人で新潟市江南区割野の梨畑で梨の木7本のオーナーになっている。
 ・枝のせん定作業(3月17日)
  梨の枝のせん定作業には8人が集まった。
  「せん定作業は、枝の一カ所に花芽を2個ほど残し後の枝は切り落とすように」と指導があった。
  梨オーナーになって6年以下の素人の集まりである。
  あちこちから「この枝は残すのだろうか、切ってもいいのだろうか」と質問の声が。
  リーダーは「後日またせん定を行うので心配なら切らずに残すように」と。
  7本の木のせん定は約1時間半で終わった。
 ・花粉を採取(4月23日)
  梨畑の周りは梨と桃の花が満開で、白とピンクの花が咲き黄色い菜の花も咲く。
  作業には10人が参加した。
  花粉付けに使う花粉は、採種用の品種「新生」で花を摘み花粉を採取する。
  梨畑に入ると頭より低い高さに梨の枝が伸びており背を伸ばすと頭が枝の上に出る。
  採取用の梨の木は実を付けさせる必要が無いので3分以上開いている花は全部摘んでよいと。
  摘んだ花は、首からかけた段ボール箱に入れる。
  天気もよく気温も15度と暖かいため摘み取ったと思ったが時間がたつと残っていたつぼみがもう開いている。
  約2時間の作業でぼてかご8個分の花とつぼみを摘んだ。
  摘んだ花は、花粉作りの花粉採取機「葯精選機」にかけて花粉を取り出す。
  花粉は交配作業まで冷蔵庫で保存する。
 ・花摘みと花粉付け(4月28日)
  花摘みと花粉付け作業に10名が参加した。
  ・花摘みと花粉付け
   二人一組となり、一人が花を摘みその後から一人が瓶の中に筆を入れ穂先に花粉を付けて枝のこぶに咲く花株に花粉を付ける。
   皆昨年も経験しているので7本の木の作業は約1時間半で終わった。
   早く終わったので農家の人の畑の授粉も手伝った。
・畑(家庭菜園)に野菜の苗を植える
 近くの農家の人から畑を借り仲間27人と家庭菜園を楽しむ。
 私たちの借りている農園の名前は中野農園。
 畑の面積は一人20坪で年会費14000円(含む水道代・肥料費各1000円)。
 中野農園が開園したのは1991年(平成3)。
 昨年農園結成20周年を記念し「中野農園20年の想い出」の文集が作られた。
 想い出の中に、「中野農園の広さは600坪、住宅地の中にあった農園付近の地価は坪50万円、時価にすると3億円。
 1区画20坪の土地の価額は1000万円、なんと贅沢な家庭菜園だろうか・・・」と書かれている。
 私は2007年の9月から借りているので今年で6年目となる。
 ・農園作業
  今年も3月から農園作業が始まった。
  農園日記を見ると、
  ・2012年11月27日:サヤエンドウの種をまく
  ・3月19日:草取りを後、畑を耕し肥料をまく
  ・3月20日:ホウレン草の種をまく
  ・3月28日:ジャガイモの種芋植える(70個)
  ・4月15日:ネギの苗60本植える
  ・4月25日:キク苗の植え替えとサヤエンドウの棚作り
  ・5月9日:ナス苗10本・キュウリ苗5本・トマト苗7本・ピ−マン苗2本植え添え木する
  ・5月10日から:畑に朝晩の散水開始
  野菜の収穫が、今から楽しみだ。
住宅地の中に水道設備が付いた広い農園があり、朝晩畑で仲間と野菜作りの話がはずむ。
畑で話がはずむ (イラストを模写)

大相撲夏場所始まる

kanazu362013-05-11

大相撲夏場所東京両国国技館で明12日から始まる。
初場所横綱日馬富士が、春場所横綱白鵬がそれぞれ
全勝優勝を飾っている。
夏場所の優勝力士は。
夏場所の話題などを新聞から拾った。
夏場所優勝も東西横綱の対決か
 ここ2場所の優勝は、初場所横綱日馬富士春場所横綱白鵬がそれぞれ
 全勝優勝を飾っている。
 夏場所の優勝候補はやはり両横綱か。
 両横綱の優勝回数を見ると、白鵬が24回、横綱日馬富士が5回。
 白鵬が優勝すると25回目で、朝青龍と並び史上3位となる。
・日本人期待の力士は
 ・初優勝と横綱への期待が大きい大関稀勢の里
  先場所は中日までに4敗と負けが込み10勝5敗と期待外れに終わった。
  ファンは、初優勝と新横綱への昇進を期待するのだが・・・。
 ・次期大関候補一番手の関脇豪栄道
  大阪出身で7場所連続関脇の豪栄道
  大関とり再スタートとなった先場所は、10勝5敗と2桁勝利を挙げたが、両横綱と1大関に敗れ上位陣の壁は厚い。
  今場所は上位陣を破る活躍で2桁以上の勝ち星を挙げ、大関昇進への足掛かりにとファンは期待する。
 ・大関候補に名乗りを上げた小結栃煌山
  先場所東小結で4大関を破る活躍で10勝5敗の成績挙げたが、東小結に据え置かれた。
  しかし、次期大関候補二番手に名乗りを上げた。
・部屋数と元横綱武蔵丸武蔵川部屋再興
 ・部屋数
  1990年代には「若貴人気」もあって志願者が急増し部屋数も50以上あった。
  しかし、2011年1月の初場所が終わってから2012年末までに、桐島・高島・田子ノ浦・大島・中村の各部屋が次々と閉じられた。
  今年に入って、二所ノ関と放駒と春場所を最後に間垣部屋も閉鎖され部屋数は43となった。
  そんな中、2003年現役引退した元横綱武蔵丸武蔵川親方が、引退からから10年後の2013年4月、藤島部屋から独立して「武蔵川」を再興した。 
  これで2013年4月1日現在の部屋数は44となった。
 ・元横綱武蔵丸武蔵川部屋再興
  元横綱武蔵丸(41)の武蔵川親方が4月1日付けで藤島部屋から独立し、武蔵川部屋を再興することが3月22日日本相撲協会から承認された。
  外国出身親方が部屋を持つのは、同じくハワイ州出身で元関脇高見山の東関親方が、1986年に高砂部屋から独立して以来。
日本相撲協会理事長の元横綱北の湖の還暦土俵入り
 5月16日に60歳の誕生日を迎える日本相撲協会北の湖理事長(元横綱)が還暦土俵入り(6月9日・両国国技館)で締める綱を作る「綱打ち」が9日午前、東京都江東区北の湖部屋であり、同理事長が見守る中、赤い綱が完成した。
 北の湖部屋出羽海一門などの親方や力士ら約40人が早朝から稽古場に集まり、紅白のねじり鉢巻きをした力士らが「ひい、ふの、み」と大きな声を掛けながら仕上げた。
 本番では太刀持ち九重親方(元横綱千代の富士)、露払いは貴乃花親方(元横綱)という豪華な顔ぶれがそろう。
・大相撲八百長問題で解雇の元蒼国来が解雇無効で相撲界に復帰
 大相撲の八百長問題で、解雇無効の東京地裁判決を受けて日本相撲協会が解雇処分取り消しを決めたことから、幕内・蒼国来(荒汐部屋)の現役復帰が4月3日決まった。
 現役復帰した関取は戦後初で、7月の名古屋場所で14場所ぶりに本土俵に上がる。
 現役復帰が決まった蒼国来は、4月27日行われた横綱審議委員会による稽古総見で土俵に上がり横綱白鵬の胸を借りた。 
話題豊富な大相撲夏場所
初日の取り組みは、横綱白鵬が小結栃煌山横綱日馬富士が小結隠岐の海大関稀勢の里が妙義龍・関脇豪栄道が宝富士と対戦する。
日本人期待の力士大関稀勢の里の初優勝はあるか・・・。
夏場所始まる (イラストを模写)

ゴールデンウイークに弥彦山に登る

kanazu362013-05-09

4月27日から始まったゴールデンウイークも5月6日で終わった。
快晴となった「子どもの日」の5月5日、東京スカイツリーと高さが
同じ634mの弥彦山に夫婦で登った。
東京スカイツリーと同じ高さ634mの弥彦山に登る
 登山道入口に「弥彦山は標高634メートルです。東京スカイツリーと同じ天空の高さを体感してください」と書かれた大きな看板がある。
 ・8:50 弥彦神社に参拝後、登山口を出発
 ・9:07 1合目に到着
 ・9:18 2合目に到着
 ・9:28 3合目に到着:近道は崩落の危険があり通行止めとなっている
 ・9:41 4合目に到着尾根に出る:登山道の両側に山つつじが咲く
 ・9:47 鳥居のある5合目に到着、山頂に向かうゴンドラとテレビ塔が見える
 ・9:55 朱色の木橋を渡ると6合目、橋を渡ると2010年11月に植樹した思い出の赤松の苗が元気に生育していた
 ・10:05 里見の松に到着、大木の「里見の松」は2010年暮の大雪で根元から折れ倒木、現在は根元だけが残っている 
 ・10:13 7合目に到着、清水の近くでカエルが鳴いているが姿は見えず
 ・10:21 8合目に到着、ウグイスが鳴いている
 ・10:29 8合目に到着、子どもたちが遊園地で遊具などで遊んでいる、ロープウエーを降りた人たちも山頂の奥之院を目指す
 ・10:42 山頂到着、奥之院を参拝し昼食
 ・11:15 下山開始
 ・12:40 登山口到着
これまで何回も弥彦山に登った。
子どもの日の5日は、子どもと一緒に家族連れで登る人が多かったのに驚き。
ゴールデンウイークは、夫婦で上越市高田の山城と弥彦山に登り春山を楽しんだ。
夫婦で春山を楽しむ (イラストを模写)

ゴールデンウィークは花めぐりを楽しむ

kanazu362013-05-07

ゴールデンウィークの5月3日、花めぐりに出かけた。
屋内のシャクナゲツツジやバラの花は咲いていたが、
寒い日が続き屋外のボタンやツツジやさつきはまだつぼみ
だった。
五泉ぼたん百種展示園(五泉市東公園)
 五泉市東公園の「ぼたん百種展示園」が5月1日から始まった。
 6400平方メートルの園内に120品種・5000株のボタンが植えられている。
 低温の影響で開花が例年より1週間から10日遅れており、花はまだ咲かずやっとつぼみが膨らみ始めたばかりでぼたんの鉢植え販売は4日以降とか。
 広い園内を歩きやっと3輪が咲き始めたぼたんを見つけた。
 白・紫・黄・ピンク・赤などの色鮮やかなボタンの花が咲けば、園内は大勢の人で賑わうのだが。
新潟県立植物園のシャクナゲツツジ展(新潟市秋葉区
 ゴールデンウィークに合わせ県立植物園でシャクナゲツツジ展が開催されている。
 会場には、華麗な西洋シャクナゲツツジなど約200種類500株が飾られている。
 植物園は開園15周年を記念しゴールデンウィーク期間中の5月6日まで無料のため多くの人で賑わう。
新潟県立植物園のボタン保存園(新潟市秋葉区
 県立植物園の屋外に、にいがた花木園「江川一栄ボタンコレクション保存園」がある。
 平成17年、新潟市秋葉区子成場の木楽園園主江川一栄氏からボタン182品種1350株の寄贈を受けた、ボタン保存園として整備してきた。
 現在保存園には205品種2000株の花が咲く。
 今年は低温の影響で開花が遅れまだ一輪も花は咲いていない。
・新津さつき山公園のさつきとつつじ(新潟市秋葉区金津)
 案内板には「自然豊かな丘陵一帯に点在する公園に、緑の散歩道“木漏れ陽(び)の遊歩道”があります。その中の一つ“さつき山公園”は、休養施設を備えた約2ヘクタールの公園です。
 約150種類のさつきを含め、約4万8000本のさつきつつじがあります」
 と書かれている。
 園内は傾斜地に造られ、さつき園が2カ所とつつじ園が1カ所とさつき・つつじ園が1カ所の4園に分けられている。
 斜面の階段を上り頂上の東屋に出た。
 気温の低い日が続き、つつじは咲き始めだが、さつきはまだ咲いていない。
・三条保内公園の白フジとハンカチの木(三条市保内)
 ・白フジ
  公園入口噴水脇の藤棚に白フジが一房咲いていた。
 ・ハンカチの木
  公園入口の駐車場脇に珍しい「ハンカチノキ」がある。
  ハンカチノキ:ミズキ科の落葉高木。
  中国の四川省雲南省付近原産で属名のダビディアで呼ばれることも多い。
  残念ながら昨年幹が一本枯れ途中から切られてしまった。
  それでも切られた幹の脇から数本の新しいだが出ている。
  公園の管理者の話では、「新しい枝がうまく成長すれば5月の下旬には花がさくかもしれない」と。
  花についた白い大きな2枚の苞葉が垂れ下がりよく目立つため、日本では「ハンカチの木」とか「幽霊の木」とか呼ばれ、英語では「鳩の木」などという。
  是非花を一度見て見たい。
・花夢里の「春のバラまつり」(新潟市中央区古町)
 花夢里で「春のバラまつり」が開催されており、会場に約500鉢のばらが並ぶ。
ゴールデンウィークに花めぐりに出かけたが、低温の影響で屋外のぼたんやつつじなどの花はまだつぼみで残念ながら美しい花は見れなかつた。
花はまだつぼみ (イラストを模写)

職人の技砂時計展と3連時計

kanazu362013-05-05

きょう5月5日はこどもの日、総務省が5月4日まとめた2013年
4月1日時点の人口推計によると、15歳未満の子どもの数は
前年比15万人減の1649万人で、1982年以降、32年連続
して減少した。
総人口に占める子どもの割合は0.1ポイント減の12.9%で過去最低の記録を更新し少子化に拍車がかかる。
職人の技砂時計展と1枚の板を3分割して作る「3連時計」の話題が新聞に出ていた。
砂時計に興味を持ち砂時計展を5月4日見てきた。
・黒埼地区と砂時計
 砂時計は8世紀頃にフランスで初めて作られた。
 新潟市西区の黒埼地区は国内有数の「砂時計」の生産地として知られていた。
 砂時計は、黒埼地区の小さな工場で作られていた。
 もともとは、電球などのガラス製品を作る工場が多かった旧黒埼町の技術者たちが、その技術を活かしたガラス製品の一つとして作り上げてきた。
 カラフルな色の砂が入った手作りの砂時計を見ていると、時を刻む音が聞こえてくるような気がする。
 黒埼地区で作られる砂時計は、高い技術力に裏づけられた製品として高い評価を得ていた。
 新潟県内唯一の砂時計職人渡辺寅三郎さんが2010年死去し、新潟県内の砂時計職人は姿を消した。
・砂時計職人渡辺寅三郎を訪ねる(新潟市西区黒埼)
 砂時計を作るワタトラ製作所を訪ねたのは2009年12月14日ことだった。
 社長の渡辺寅三郎(82)さんは、昔はクリスマスツリーの豆電球を作っていたが、知人の勧めもあり、その技術を生かし昭和40年ころから砂時計を作り始めた。
 いまでは全国的にも数少なく、新潟県内で唯一の砂時計製作所。
 砂時計作りの工房を案内してくれた。
 長いガラス管を切り、バーナーの火で熱して真ん中だけ細くして、さらに端を熱して片方をふさぎ、次に砂を入れて時間を計る。
 最後にもう片方の口を閉じて完成。
 完成品を見せてくれた。
 ジャンボ砂時計・3本立砂時計・上下エレベータ砂時計などなどで約20種類以上の砂時計を製作する。
 これが2008年3月22日(土)の読売新聞で紹介された、自慢の砂時計です。
 「ガラス管が二重になっていて、一方のガラス管の砂が落ちると、他方の砂が上がる仕みの砂時計で、外側が白い砂で中央が赤い砂です」と。
 実験して見せてくれた。
 外側の白い砂が1分計で内側の赤い砂が3分計。
 白い砂が下がると赤い砂が上がってくる。
 工房見学の記念にと新聞で紹介された自慢の砂時計をプレゼントされた。
・故渡辺寅三郎氏の砂時計展
 2010年死去した故渡辺寅三郎氏の砂時計展を企画したのは、趣味で砂時計を収集していたティー&ギャラリーパレット店主の松岡清一さん(63)。
 砂時計職人の渡辺寅三郎さんは新潟市西区の黒埼で40年以上にわたって砂時計を作り続けていた。
 会場には松岡さんが集めた1分刻みや5分刻みなどの砂時計約20点が展示されている。
 スプーンやフォークの柄の部分に砂時計が付いた珍しい物も並ぶ。
 松岡さんは「紅茶の葉を蒸らす時間を計るのに砂時計を使う」と。
・3連時計
 福井県越前市の「木工房蔵」が1枚の板を3分割して作る「3連時計」を発売した。
 3連時計は、1枚の板を3枚に切って結婚式で新郎新婦が両親に感謝を伝える贈り物。
 1枚の板で作ることから、新郎夫婦とそれじれの両親の家庭が1枚の板でつながり同じ時刻を刻むことから今人気とか。
時がゆっくりと進むような雰囲気にさせてくれる懐かしい砂時計。
両家の幸せを同時に刻む3連時計。
時を刻む時計が人々の心を癒し和ませる。
この砂時計は (イラストを模写)