春を彩る里の花めぐり

kanazu362013-04-17

新潟県内各地から春を彩る花だよりが届く。
近郷の里の春の花めぐりに出かけた。
・新津川の水仙新潟市秋葉区:新津川・4月14日)
 新津市の街中を流れる新津川。
 旧新津市(現新潟市秋葉区)の住民グループ「新津川水仙物語」やコミュニテイ協議会が、新潟県や市の補助金と企業の寄付金を活用して3年前から、新津川の堤防に水仙の球根を植える活動を進めてきた。
 2010年秋には、区内外から約250人が参加し、秋葉区の中心部を流れる新津川の右岸200mに水仙球根約1万6000球を植えた。
 2012年秋には、秋葉区の中心部を流れる新津川の左岸200mに水仙球根約1万4000球を植えた。
 今では新津川の山先橋と新町大橋のそれぞれ下流両岸200mに合計約4万5000球が植えられている。
 今年も新津川の堤防に水仙の黄や白の花が咲き始めた。
 花の咲く堤防には「新津川をふるさとの川に」「スイセンに愛を」「スイセン」などの看板が立つ。
 新津に新しい名所が誕生。
・レンギョ並木(旧潟東村の農業排水路:4月14日)
 新潟市西区潟東(旧潟東村)の有志らで作る「大樹を育てる会」では、村の地域おこしにと1998年と2002年に潟東出張所に近い市道沿いの農業排水路の両脇約1キロに、ソメイヨシノ128本とシダレザクラ73本を植え、桜並木を作った。
 同会では「春の花街道の新名所」に2011年3月、桜並木の市道反対側(右側)にレンギョの苗木840本を植えた。
 桜並木のソメイヨシノシダレザクラはまだつぼみだが、レンギョ並木の花は今が満開で農業排水路脇の道路の片側を黄色に染める。
・白根根岸の桜並木(新潟市南区根岸:4月14日)
 国道8号線を新潟から三条方向に走り大野大橋を渡り旧白根市に入ると国道に平行して排水路の左側に桜並木が続く。
 桜並木の桜はまだ3分咲き。
 桜並木は、下塩俵から山崎興野までの約4.2キロ。
・白根根岸の桃の花(新潟市南区根岸:4月14日) 
 JA新潟みらいによれば、白根の桃畑の総面積は、84haで「日の出」「あかつき」「白根白桃」等10品種を栽培、生産量は約1200トンで新潟県下第1位。
 国道8号線を新潟から三条方向に走り大野大橋を渡り旧白根市に入ると国道に平行して排水路の左側に桜並木が続く。
 桜並木は、下塩俵から山崎興野までの約4.2キロ。
 桜並木と平行して桃畑が点々と続く。
 花はまだつぼみ。
 農家の人は、桜の開花が遅れ今週末の20日か21日頃が桜と桃の花が満開となり素晴らしい花の景色が見られるのではないかと。
ユキヤナギ
 新潟市西蒲区の上堰潟の遊歩道にユキヤナギの白い花が満開。
 ユキヤナギは日本や中国に分布する落葉性の低木。
 白い花を雪が積もったように咲かせるところからユキヤナギと呼ばれる。
 白い花が散ったあとの地面は、雪がパラパラと積もったように見える。
近郷の里の春は、梅・桜・桃・梨の花など色とりどりの花が咲く。
里の春の花に癒され心が和む。
里の春は (イラストを模写)