春風を受け大空泳ぐ鯉のぼり

kanazu362013-04-23

4月20日は二十四節気の「穀雨」で、田んぼや畑の準備が整い、
それに合わせるように、柔らかな春の雨が降る頃。
4月も半ばを過ぎ鯉のぼりが見られる季節になった。
加茂川を泳ぐ鯉のぼりと信濃川やすらぎ堤の鯉のぼりなどを見て
きた。
加茂市の加茂川を泳ぐ鯉のぼり(加茂市葵橋・4月14日)
 加茂川の鯉のぼり流しは平成2年に、地元の商工会が中心になって始まり今年で23回目となる。
 加茂川を泳ぐ鯉のぼりは、家庭で使わなくなった鯉のぼりなどの寄付を受けたもの。
 今年も加茂川の鯉のぼり流しが4月13日から始まった。
 加茂市の中心部を流れる加茂川に約500匹の色とりどりの鯉のぼりが春風に乗って
 上流に向かって一斉に大空を泳ぐ。
 場所は加茂川に架かる葵橋から上流の西宮橋までの約150mの間。
 川の両側に約80mのワイヤー8本が取り付けられ鯉のぼりが結ばれている。
 青い大空を泳ぐ鯉のぼりを見ていると唱歌“鯉のぼり“に歌われる「・・・高く泳ぐや、鯉のぼり」の歌詞が脳裏をよぎる。
信濃川やすらぎ堤の鯉のぼり(新潟市中央区やすらぎ堤・4月17日)
 今年も信濃川右岸NST前やすらぎ堤(八千代橋〜万代橋間)とNST社屋前では、赤、青、黒、金色など色とりどりの100匹を超す鯉のぼりが薫風になびく。
・県庁正面玄関の鯉のぼりと錦鯉(4月22日)
 ・鯉のぼり
  県庁正面玄関前のポールに5匹の鯉のぼりが掲げられ春風を受け元気に泳ぐ。
 ・錦鯉
  正面玄関入り口左側の水槽の中では、中越大震災復興のシンボルの紅白の大きな「錦鯉」が元気に泳いでいる。
新潟市役所正面玄関の鯉のぼり(4月22日)
 市役所正面玄関前のポールに黒・赤・青色の3匹の鯉のぼりが掲げられ春風を受け元気に泳ぐ。
 鯉のぼりの掲揚は、5月5日の「こどもの日」からの児童福祉週間に合わせ、子どもたちの健やかな成長を願うもので、ことしで3回目。
・番外:柏崎で田植え始まる
 二十四節気の「穀雨」の4月20日、新潟県内のトップを切って柏崎市藤井で田植えが始まった。
 植えられた苗は「越後早生」で昨年より6日早いという。
 収穫は8月下旬ころの見込み。
里の春も、桜から鯉のぼりそして田植えの季節へと進む。
あぁ鯉のぼりだ (イラストを模写)