ランドセル今昔

kanazu362006-04-01

今日から4月だ。
まもなく黄色い帽子をかぶり真新しい
ランドセルを背負った新1年生の姿が見られる。
新聞にランドセルの記事が掲載されていた。
幕末に西洋式軍隊の導入とともに日本に伝来した。
日本では、オランダ語の背負い式かばんの「ランセル」が
変化し、ランドセルと呼ばれるようになった。
初めは布製であったが、大正時代に入り皮製になった。
昭和に入ると、通学用はランドセル、軍隊用は背のうと
呼ぶようになった。
戦前は、大半の子どもは風呂敷包みで、一部裕福な家庭の
子どもがランドセルを背負っていた。
風呂敷包みと聞き、「悪い子は風呂敷だ。かばんは買ってやらないぞ」
という父の懐かしい声を思い出した。
戦後の昭和22年に小学校に入学した。
敗戦で物資の不足時代。かばんは、米軍払い下げの背のうを加工した
布製のかばんだった。
そのかばんで6年間通った。
皮製のランドセルを背負っていた友はいただろうか。思い出せない。
今は、カラフルなランドセルがデパートに並んでいる。
早く学校に行きたい (イラストを模写)