映画ロケを見た

kanazu362006-05-30

映画ロケはわかるが、FCと言う言葉はどうだろう。
FCとは、映画やCM撮影を通じて地域おこしを図る
フィルムコミッション(FC)のこと。
ロケ地に選ばれると、地名が全国的にPRできることから、
各地で積極的な誘致合戦が続いていると聞く。
映画のロケは、小学校6年の冬に見た。
上越市高田の儀明川で撮影された「縮図」だ。
女優が角巻きをかぶり川沿い歩くシーンだった。
ロケ当日も、近くで屋根スキー遊びをしていた。
今では、想像も出来ない遊びだ。
倉庫の屋根をスキー場代わりにするのだ。
屋根は、「へ」の字型である。
屋根の天辺から「へ」の字のスロープの長いほうに向かって滑り降りる。
反対側の「へ」の字のスロープの短いほうの下は、儀明川である。
よく川のほうに落ちなかったものだ。
ロケの邪魔になるから「スキーをやめるように」と注意されたからよく覚えている。
後でわかった。
映画の題名は、縮図
監督は、新藤兼人
主演は、当時100万$のエクボ女優と言われた音羽信子と山村聡
制作年月日は、1953年
映画が完成し高田の映画館でも上映された。
看板に、「東京と同時封切り」と書かれたいた紙が貼ってあったのを
今でも思い出す。
映画「ふみ子の海」のロケが、今上越市高田で行われている。
「映画ロケを見た」は、子供のころの懐かしい思い出の1コマだ。
来てくれたのね (イラストを模写)