自由研究は信濃川の源流を訪ねて

kanazu362006-08-28

夏休みも終わりだ。
子どもたちは宿題や自由研究で
頭を悩ませている。
自由研究という言葉で30年前を思い出した。
娘が小学校5年生の夏休みの話である。
勤務していた与板町(新潟県)には、信濃川が流れていた。
自由研究のテーマーは、信濃川の源流を訪ねる。
日記を開いた。
昭和55年(1980)8月5日(火)晴、午前9時30分出発
寺泊町の「大河津分水記念館」を見学、屋上から信濃川が本流と大河津分水に
分かれる大堰を眺めた。
信濃川を流れに沿って上流へ。
長岡を抜け小千谷へ。
信濃川の川原で昼食。
信濃川を右手に見ながら十日町を経て津南町へ。
県境の橋を渡ると長野県栄村、信濃川千曲川と名を変える。
娘は、どうして川の名前が変わるのかと不思議がっていた。
千曲川を左手に見ながら飯山を経て長野市へ。
牛に引かれて善光寺詣りのことわざ通り記念に善光寺を参拝した。
来た道を戻り、鳩車で有名な信州野沢温泉に泊まった。
宿の主人は、「車で信濃川の源流を訪ねるのは無理」と教えてくれた。
信濃川千曲川)の源流は、甲武信ケ岳であると。
甲武信ケ岳は、甲州(山梨)・武州(埼玉)・信州(長野)から一文字ずつ取った山。
信濃川の源流を訪ねては、長野の善光寺で終わった。
自由研究は、どのようにまとまたかは知らない。
その娘も小学校4年生と2年生の親である。
孫の自由研究は、幕張恐竜博の思い出をまとめるという。
兄ちゃんは、デジカメ写真の恐竜を日記風に。
弟は、恐竜の絵を描く。
自由研究終わったの (イラストを模写)