ホームレスの人たちのパソコン教室作品発表会を見る

１２月２２日新潟市市民活動支援センターで、
ＮＰＯ法人「ホームレス支援ネットにいがた（事務局長
寺尾知香子）」主催のホームレスパソコン教室作品
発表会とクリスマスパーテー」が開催され出席した。
ホームレス支援ネットにいがたの呼びかけで、ＮＰＯ法人「新潟西地区高齢者
パソコン友の会・ゆうメディア西（会長後藤耕一４０名）」がパソコンの指導を支援。
パソコン教室は、６月２７日からホームレスの人たちを対象に毎週火・金の２回開催した。
パソコンに触れるのは初めてという中でのスタートだった。
文字入力は、童謡の歌詞を口ずさみながらの入力だったが、受講者の意欲的な取り組みで
見る見る腕を上げた。
作品は、暑中見舞い・誕生日カード・クリスマスカード・ペイントでのお絵かき・
エクセルの表計算の５作品。
特にペイントでのお絵かきは人気があり、それぞれが個性的なすばらしい絵を描いた。
描いた絵は、暑中見舞いや誕生日カードやクリスマスカードに挿入され、ワードアートと
クリップアートを活用してすばらしい作品に仕上げた。
完成５作品は、一人ひとりが自分でパワーポイントに収めた。
作成者は、スクリーンに映し出される自分の作品を観ながら完成までの苦労を紹介した。
出席者から「はすばらしい」「短期間でこれだけの作品を完成させるとは」と感動の声が。
ペイントで描かれた絵は、万代橋・犬の散歩・いのしし・初日等など。
発表会が終わりパーテーに移った。
飲み物はジュースやウーロン茶・コーヒーが、みかん・菓子パン・せんべい・サンドイッチ
・すし等もテーブルに並べられた。
ホームレスの人たちと出席者との会話がはずむ。
特別参加のアトラクションもあった。
ヨーロッパ各国を３０年以上もスペインフラメンコギターを弾き歩いた人が、
ギターを弾き語った。
曲は「タンゴフラメンコ」「コーヒ−ルンバ」「ラ・クンパルシィア」「禁じられた遊び」
等など。
最後のアンコール曲は、さくらさくらをアレンジした十八番の「さくらさくらフラメンコ」が。
さくらさくらフラメンコが弾き終わりパーテーは終了した。
パソコン教室は来年３月まで続く。
卒業式にはどんなすばらしい作品が発表されるだろうか。
会話 あの絵は　（イラストを模写）