強運勝負に負けない男たち

kanazu362007-04-17

プロ野球巨人と中日が、セ・リーグの首位を走る。
人気低迷が続く巨人、低落に歯止めがかからない。
かってはテレビ視聴率が、20%を超すドル箱だった
巨人戦も昔の勢いはなく、今は10%前後と寂しい。
3月30日横浜との開幕戦も13.1%とナイターの開幕が定着した1993年
以降の最低だった。
4月15日のヤクルト戦は、観衆が40197人とかろうじて4万人台を確保した。
かっての東京ドームのスタンドは、いつも満員だったが、今は空席が目立つ。
16日の日本経済新聞に「米大リーグと日本のプロ野球のどちらに関心がありかすか」
マクロミル社が調査したアンケート結果が出ていた。
米大リーグ 8%・どちらかといえば米大リーグ 34% 合計42%
プロ野球 11%・どちらかといえばプロ野球 47% 合計58%
で、大リーグの関心が4割を超す。
NHKでは、BS放送で米大リーグ全290試合を放映する。
プロ野球と米大リーグの関心が逆転する日も・・・。
勝負の世界で強運を呼び込み負けない男たちがいる。
楽天田中将大投手
 昨年の甲子園を早大斉藤佑樹投手とともに沸かせた楽天の田中投手は、
 強運の持ち主か。
 日本中が注目した3月29日のソフトバンク戦で先発、1回3分の2を投げ、
 6失点とほろ苦いデビュー戦となったが味方打線の援護で敗戦投手を免れた。
 5日の日本ハム戦でも6回を投げ1失点と健闘したが、勝ち負けなし。
 12日の西武戦は、7回を投げ失点4と追い込まれたが、味方打線の援護で
 同点に追いつき敗戦投手を免れた。
 負けていても味方打線が援護する。
 強運が・・・。
・大リーグヤンキース井川慶投手
 8日の大リーグデビュー戦、オリオールズ戦では、5回3分の2を投げ失点7と
 苦戦しマウンドを降りた。
 デビュー戦で敗戦投手かと誰もが。
 奇跡が起きた。9回裏2死満塁から逆転サヨナラ満塁ホームランが飛び出し
 敗戦を免れた。
 14日のアスレチック戦は、5回3分の1を投げ失点3と勝利投手の権利を残して
 降板した。
 救援投手が打たれ大リーグ初勝利は夢と消えた。
 敗戦投手を逆転サヨナラ満塁ホームランで免れ、勝利投手の夢が救援失敗で消える。
 天国と地獄が背中合わせの世界。
 負けないことが強運か。
日本ハムダルビッシュ投手
 3月24日のロッテとの開幕戦、4点リードで迎えた6回、満塁ホームランを
 打たれ勝利投手の夢が消え、同点引き分けに。
 30日の西武戦、0:2と2点を追う9回の土壇場で打線が奮起同点に追いつき
 引き分け敗戦投手を免れた。
 4月7日のソフトバンク戦は、9回を投げ3:2と完投、今季初勝利。
 14日の楽天戦は、9回を投げ6:1と2戦連続完投で今季2勝目。
 これで昨年からの連勝を12勝と伸ばした。
 ダルビッシュ投手が投げれば「負けない」の神話が。
強運を呼び込み「勝負に負けない男たち」がいた。
強運はいつまで続くか。
田中投手にプロ初勝利を、井川投手に大リーグ初勝利を、ダルビッシュ投手には連勝を。
連勝だ (写真を模写)