渡り鳥の白鳥とミヤマガラス愛嬌の フクロウ
昨14日「生物多様性と朱鷺の放鳥を考えるシンポジウム」が
新潟市の国際映像メディア専門学校で開催された。
新聞に渡り鳥の白鳥に負けずミヤマガラスの飛来も目立ち、
新潟大学周辺の電線上にびっしりと整列している写真が。
・白鳥の飛来(新潟市佐潟:11月14日)
白鳥の飛来数を調べに小雨の降る14日佐潟を訪れた。
近郷の湖沼では毎週金曜日に白鳥の飛来数を調査している。
佐潟の最近の飛来数は、
・10月30日1667羽・11月6日3240羽・11月13日4136羽
新潟市近郷の湖沼の11月6日の白鳥の飛来数は、
・佐潟が3240羽(オオハクチョウ24・コハクチョウ3226)
・鳥屋野湖が3141羽(オオハクチョウ5・コハクチョウ3136)
・福島潟が2671羽(オオハクチョウ5・コハクチョウ2666)
・瓢湖が5352羽(オオハクチョウ162・コハクチョウ沼5190)
日の出とともに白鳥はえさと求めて近くの田圃に飛び立ってゆく。
郊外をドライブするとあちこちの田圃で餌をついばむ白鳥の姿を見ることができる。
・ミヤマガラスの飛来
カラスといえばゴミをあさりに来る「ハシブトガラス」や「ハシボソガラス」しか知らな
かった。
最近新潟市新田のアクアパークの電線上にびっしりと整列していたカラスは、ハシブト
ガラスやハシボシガラスではなく渡り鳥のミヤマガラスだと教えられた。
よく見ると大きさはハシブトガラスやハシボシガラスよりも一回り小さい。
14日夕方新潟大学周辺に出かけた。
あいにく電線上にびっしりと整列している姿を見ることができなかったが、電線下の
歩道や車道はカラスのフンで白くなっていた。
・愛嬌のフクロウ一家(新潟県立図書館:11月12日)
新聞報道以来、県立図書館敷地内のシラカシの木で羽を休めているフクロウ一家の4羽
が人気者で多くの人が見学に訪れる。
4羽はいつものように別々の枝に止まっている。
図書館に入るとフクロウ一家の写真が飾られている。
”秋の読書週間”県立図書館にトラフズク一家がやってきました。
10月24日(土)3羽発見 27日(火)には4羽になっていました。
勝手に名前をつけました。
「トラちゃん」「フクちゃん」「スグちゃん」「ミミちゃん」
日中は眠っています。静かに見守っていきたいですね。
とポスターに書かれている。
夜行性のため夜間になるとどこかに飛んでゆく。
・番外:エチゼンクラゲ(新潟市五ケ浜:11月14日)
エチゼンクラゲは東シナ海で生まれると考えられており、対馬海流に乗って日本海を北上
し、一部は津軽海峡を抜けて太平洋でも見られるという。
雨の降る11月14日、新潟市西蒲区役所が主催した「海辺のムラ・五ケ浜メグリ」に参加
した。
五ケ浜集落で漁師をしていた82歳の古老が「今年はサケ漁も大漁ですが、今話題の
エチゼンクラゲも大量に網に掛かり悩まされています。浜辺にたくさん死がいが打ち上げ
られていますよ」と。
五ケ浜メグリ終了後、浜辺に出て話題のエチゼンクラゲを見た。
タコような足をしているエチゼンクラゲが浜辺にたくさん打ち上げられていた。
愛嬌のフクロウ一家を見ていると心が和み癒される。
これが話題のエチゼンクラゲ (イラストを模写)