ボジョレー・ヌーヴォーと日本酒
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁から1週間が過ぎる。
酒の話題も新聞に。
関東信越国税局酒類鑑評会で入賞した新潟県内の銘柄が
掲載されている。
懐かしい銘柄が並ぶ。
・ボジョレー・ヌーヴォー
毎年11月第3木曜日に解禁される、その年のブドウの出来栄えをチェックすることを
主な目的とした特産品の新酒をボジョレー・ヌーヴォーという。
醸造係者からは「今年は50年間で最高の出来」と。
今年はペットボトル入りのボジョレー・ヌーヴォーも登場した。
近くのスーパーではワイングラス2杯分程度の187ミリリットルやハーフサイズの
375ミリリットルも売られていた。
187ミリリットルが税込み599円 ・375ミリリットルが税込み1390円 ・
750ミリリットルが税込み1990円
187ミリリットルを1本買った。
妻は今年も友人と市内のホテルで開催されたボジョレー・ヌーヴォーパーティーに出席
した。
新聞によれば、ボジョレー・ヌーヴォーを管理するフランスの統制委員会では、日本で
ペットボトル入りのボジョレー・ヌーヴォーが販売されたことについて「伝統やイメージを
重んじる観点から反対だ。委員会として禁止するするつもりだ」と。
来年もペットボトル入りのボジョレー・ヌーヴォーが発売されるか。
・関東信越国税局酒類鑑評会での新潟県の成績
11月5日、新潟税務署が「第80回関東信越国税局酒類鑑評会」の審査結果を発表した。
酒類鑑評会には、新潟・長野・茨城・栃木・群馬・埼玉の6県237蔵元が出品した。
・吟醸酒の部に223蔵元が出品、68点が優秀賞
・爛酒の部に221蔵元が出品、71点が優秀賞
新潟県からは83の蔵元が参加した。
・吟醸酒の部で最優秀賞1蔵元・優秀賞22蔵元
・爛酒の部で優秀賞35蔵元
越乃寒梅・雪中梅・吉乃川・妙高山・鶴の友など懐かしい銘柄が優秀賞に輝いている。
・番外:新潟県内長寿企業“最長老”は吉乃川(長岡市)
民間信用調査会社の東京リサーチの調べによると、新潟県内で創業100年を超える
長寿企業は885社で、最も古い企業は、室町時代の1548年創業の酒造業の吉乃川。
にいがたの老舗100年の系譜によれば、現吉乃川を経営する川上家が「若松屋」の屋号
で酒造りを始めたのが上杉謙信時代の天文17年(1548)、「泉屋」「中越酒造」を経て
1973年に現社名の吉乃川になった。
秋の夜長はボジョレー・ヌーヴォーか日本酒かそれともウイスキーか・・・
ボジョレー・ヌーヴォーが店頭に (イラストを模写)