大相撲九州場所と記録の話題

kanazu362009-11-30

一年納めの大相撲九州場所は、横綱白鵬が15戦全勝で
12回目の優勝を飾り終了した。
九州場所で記録された話題の記録あれこれを新聞から拾った。
横綱白鵬12回目の優勝と年間最多勝記録86勝
 全勝で12回目の優勝を飾り大横綱双葉山の優勝回数12回と並び史上7位の記録。
 千秋楽東西横綱対決で横綱白鵬横綱朝青龍を上手投げで破り年間最多勝記録の
 86勝。
・東西横綱8連勝で中日勝ち越しは今年3度目
 横綱朝青龍横綱白鵬が8連勝で中日勝ち越しは今年3度目(初場所春場所・九州
 場所)で、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降初めて。
・東西横綱対決で横綱白鵬横綱朝青龍に6戦全勝
 2009年の東西横綱対決6場所は、横綱白鵬横綱朝青龍に本割で史上初の6戦全勝。
大関魁皇の幕内在位1位98場所と幕内勝利数806勝
 九州場所で幕内在位1位の98場所。
 千秋楽で大関琴光喜に勝ち勝ち越し、幕内勝利数も806勝と横綱千代の富士の807勝
 に次ぐ2位となり新記録達成は来場所以降に。
大関千代大海は負け越しで大関陥落
 大関千代大海は、九州場所大関在位65場所と史上ワースト14度目のかど番で
 迎えた。
 2連勝と好スタートを切ったが3日目から8連敗で10日目に負け越し、大関陥落が決まり
 11日目から休場した。
 初場所で10勝すれば大関に復帰できる。
 力士生命を懸け初場所で10勝を逃がす6敗目を喫した時点で引退すると表明。
大関琴光喜が2場所連続で大関千代大海に不戦勝
 年6場所制になって以来幕内で2場所連続同じ相手に不戦勝するのは初めて。
・三役残留を懸けた西関脇鶴竜と東小結竜稀勢の里の直接対決
 三役残留を懸けともに6勝8敗で千秋楽の直接対決。
 立会い右に変わった鶴竜のはたきこみに稀勢の里が敗れ、勝った鶴竜が小結残留か。
・優勝力士3人が外国出身
 優勝6力士を見ると3人が外国出身力士。
 ・幕内横綱白鵬(モンゴル)・十両北太樹(東京)・幕下黒沢(愛知)
・三段目貴ノ岩(モンゴル)・序二段碧岩(ブルガリア)・序ノ口寺下(石川)
 三段目優勝の貴ノ岩は、2004年2月に元横綱貴乃花親方が二子山部屋を継承し貴乃花
 部屋に名称変更して以来初の各段優勝力士。
 今場所も幕内での日本人力士の優勝は実現しなかった。
 日本人力士の優勝は、2006年(平成18)1月場所の大関栃東(14勝1敗)の優勝が
 最後。
・同学年対決大関琴光喜武州山
 九州場所6日目大関琴光喜武州山の同学年対決が実現、引き落としで武州山
 勝った。
 両力士の対戦は、幕下時代から10年ぶりで2度目。
 大関琴光喜は日大時代に個人27冠に輝いたエリート。
 武州山大東大で獲得した個人タイトルは、全国大学選抜宇佐大会での一つだけ。
 ともに幕下付け出しで大相撲界にデビュー。
 初土俵は、武州山が平成11年1月場所・大関琴光喜が平成11年3月場所。
阿覧がまげをつかみ2場所連続の反則負け
 阿覧は先場所の高見山戦に続き今場所も玉乃島の大銀杏をつかみ史上初となる2場所
 連続の反則負けを喫した。
山本山新型インフルエンザ感染で休場
 大相撲の東前頭15枚目山本山尾上部屋)が、新型インフルエンザに感染したため、
 九州場所14日目から休場した。
 十両以上の力士が新型インフルエンザで休場するのは初めて。
・番外:故郷力士霜鳳が千秋楽で勝ち越し幕内残留 
 九州場所の番付が西前頭15枚目であとがない故郷力士霜鳳。
 7勝7敗で迎えた千秋楽、垣添を寄り切りで破り勝ち越し幕内残留を決めた。
数々の記録を残した大相撲九州場所が終わった。
初場所は来年1月10日から東京両国国技館で行われる。
横綱白鵬の連勝記録は、大関魁皇の幕内勝利数807勝は、関脇千代大海大関復帰は、
日本人力士の優勝は・・・
初場所も話題が豊富だ。

東西横綱対決白鵬が勝つ (イラストを模写)