村上の町に南国と南極が同居
県北の村上市に温泉熱を利用した「南国フルーツ園」がオープン、
また、岩船港港湾緑地イベント広場に南極観測船「初代しらせ」
のスクリュープレード(羽根が)が設置されたと知り7月29日
見てきた。
・瀬波温泉に南国フルーツ園がオープン
7月17日村上市の瀬波温泉に温泉熱を利用した「南国フルーツ園」がオープンした。
南国フルーツ園は、広さ780平方メートルの温室2棟がある。
1棟は観賞棟でバナナやアセロラ・アップルマンゴ・スターフルーツ・アテモヤなど15種類の果樹が植えられている。
観賞棟でアップルマンゴが実を付けていた。
もう1棟はパッションフルーツ専用棟として230本を作付け。
パッションフルーツ年2〜3回収穫でき、加工しやすいパッションフルーツは、3年がかりで品種改良を進め、耐寒性を高めたという。
朝からの雨で室外の気温は27度だがハウス内の室温は31度。
敷地内の隣接する直売所では同園で取れた果物や果物から作ったジェラードやジュースなどの加工品のほか地元の農産物なども販売している。
同園は新潟で初めての南国フルーツ専門の果実園だという。
・岩船港港湾緑地イベント広場に南極観測船「初代しらせ」のスクリュープレード設置
6月6日、2年前の平成20年(2008)7月に任務を終え退役した初代砕氷艦(通称:南極観測船)「しらせ」のスクリューブレード(チタン合金)羽1枚が海上自衛隊より無償供与され村上市の岩船港港湾緑地イベント広場に設置されその除幕式が行われた。
スクリュープレード設置脇の説明プレートには、
「砕氷艦初代“しらせ”は、1982年から2008年までの25回南極地質観測で活躍しました。
スクリュープレードは4枚羽構造で、このプレードはそのうちの1枚です。
・重量約3.5トン・高さ約2m・海上自衛隊からの貸与品です」と書かれている。
・番外:海上自衛隊掃海艇の艦内公開
7月28日、岩船港に海上自衛隊の掃海艇「いずしま」「あいしま」「みやじま」の
3隻が補給などのため入港した。
29・30日の両日艇内を一般公開した。
掃海艇は港や海岸に敷設された機雷を処理するのが主任務。
29日港に着いたのが11時半過ぎで公開時間の11時を過ぎており乗船して艦内を見ることができなかった。
港に停泊していた掃海艇3隻の写真だけは撮った。
南国と南極が同居する村上の町を歩くと南国と南極の気分を味わうことができる。
あれ!港に掃海艇が3隻も (イラストを模写)