桜まつりと桜苗木の植樹と植え替え

４月に入り新潟県下のトップを切って高田公園と村松公園で
桜まつりが始まった。
今年は県下各地とも大雪と低温の影響で開花が遅れている。
昨１４日現在の桜だよりを見ても桜の名所はすべてつぼみ。
新潟市南区の鷲ノ木新田の水田地帯を貫く排水路沿いに「陽光桜」の植樹と植え替え作業行われたと知り４月１２日見てきた。
・桜まつり
　・高田城百万人観桜会
　　４月６日〜４月２２日まで上越市の高田公園で高田城百万人観桜会が開催されている。
　　日本三大夜桜のひとつと称される高田公園の桜。
　　高田城三重櫓のライトアップと約３０００個のボンボリに照らされた約４０００本の桜がお堀に映え、見る人の心を酔わせます。
　　・高田公園
　　　高田公園は、徳川家康の六男、松平忠輝が築城した高田城の跡に作られた公園で、全体が新潟県の史跡に指定されてる。
　　　現在の公園の地形は、陸軍第十三師団が入城する際、明治４０年（１９０７）に土塁の大半を崩して堀を埋める工事が行われたことによって出来たた。
　　　公園の面積は約５０ヘクタールあり、市街地の中心部に位置する公園としては、全国的にも有数の規模を誇っている。
　　・高田公園の桜
　　　高田公園の桜は、陸軍第十三師団の入城を記念して明治４２年（１９０９）に在郷軍人会によって２２００本の桜が植えられたのが始まり。
　　　現在は公園や、その周辺を含めて約４０００本の桜があるといわれる。
　　　夜になると三重櫓と桜がぼんぼりの明かりに映え、お堀の水面にうつる様は日本三大夜桜の一つにも数えらている。
・村松公園桜まつり
　４月１日〜４月３０日まで五泉市愛宕の村松公園で桜まつりが開催されている。
　公園内には約３０００本の桜の木があり満開時には園内は桜の花に包まれ桜の園に。
　桜はソメイヨシノが９割で、他にもピンクの濃いヨウコウなどの色鮮やかな花も。
・陽光桜の植樹と植え替え作業
　新潟市秋葉区三ツ屋地区の大鹿第４９号三ツ屋線に「マイロード桜の舞うみち」と書かれた陽光桜並木がある。
　陽光桜の説明の看板には、
　・日本最初の桜登録品種（１４７号）　・天城吉野と台湾緋桜の交配種
　・花色：緋紅色、花：一重、花弁：５枚　、花径：３．４から４．０センチ
　・開花期：４月上旬
　と書かれている。
　新潟市南区の鷲ノ木新田の「陽光桜」は、新潟市の政令指定都市移行を記念して２００７年と２００８年に南区の鷲ノ木新田の水田地帯を貫く排水路沿い約１．３キロに「陽光桜」の苗木約２００本が記念樹として植えられた。
　苗木は新潟市秋葉区の業者が寄贈した。
　しかし、昨年（２０１１）水はけの悪さでそのうちの１５本が枯れてしまった。
　地域住民らが元の姿に戻したいと費用を出し合い、新たに苗木１５本を購入し植え代えた。
　桜並木の脇には、高さ１メートルほどのかわいらしい「ミニ鳥居」がゴミの不法投棄防止用に立てられていた。
・桜の四季
　桜の木の種類は３００以上で、春夏秋冬に咲く桜の花の記事が新聞に出ていた。
　・春：ソメイヨシノ　・夏：サトウニシキ（サクランボ）
　・秋：シキザクラ（１年に２回、春と秋に咲く）　・冬：ケイオウザクラ（啓翁桜）
日本気象協会が３月２８日、２０１２年の桜の予想開花日と予想満開日を発表した。
新潟県内は、新潟市の予想開花日が４月１５日で予想満開日は４月１９日、上越市高田公園の予想開花日が４月１３日で予想満開日は４月１７日。
４月１４日現在、新潟県内はまだ開花宣言は出ておらず桜の開花が遅れている。
桜はまだつぼみ　（イラストを模写）