映画化される「ふみ子の海」の作者が講演

kanazu362006-03-18

故郷の人に知られていた県立高田盲学校(1887年・明治20年設立)で、
3月17日最後の卒業式が行われた。
同校は、3月31日で閉校され118年の歴史に幕を閉じる。
同校の元教師で児童文学作家の市川信夫さんの「ふみ子の海」が映画化される。
その講演が開かれた。
市川先生とは、昭和27年秋私たち大手町小学校の
6年3組を受け持った教生(教育実習生)のあの先生だった。
作品は、高田市(現上越市)を舞台に盲目の少女の青春を書いたもの。
講演の中で、「高田盲学校は廃校になるが、最後に『ふみ子の海』が映画になることを
くしき因縁と思っている」と語り、
また、「新しいふみ子像をスクリーンで再現する人たちの思いを見て欲しい」と結んだ。
撮影は、子役の鈴木理子さんや女優の高橋恵子の出演で始まっている。
今から完成が待ち遠しい。
講演 (写真を模写)