三惚れ主義を貫き無事卒業せよ

新年度に入り官公庁の辞令交付式や
企業の入社式が行われている。
入社式で企業のトップが訓示した。
・この仕事に携わることに責任感と誇りを持ってほしい。
・人と人との触れ合いを大切に純粋な気持ちを持って
　頑張ってほしい。
・自分の意見を勇気を持って提言、実行してほしい。　
など。
４０年前の社会人第一歩で上司が、
「三惚れ主義を貫き無事卒業せよ」と言った言葉を思い出す。
三惚れ主義とは、「仕事に惚れ、地域に惚れ、妻に惚れ」だ。
仕事に惚れとは、自分の選んだ仕事は、社会に役に立っているんだと
自信と誇りを持ち、自分の仕事に惚れることが大事だ。
地域に惚れとは、職場には異動がつきものである。意にそわない
異動であっても腐ることなく、ここは良い所だと言えるように
自分で努力し、早く地域にとけ込み地域に惚れて仕事をすることが大事だ。
妻に惚れとは、家庭が円満であれば安心して仕事ができる。
家庭円満の原点は、妻に惚れ、妻に感謝の気持ちが大事だ。妻に惚れよ。
のように記憶しているのだが。？
三惚れ主義を貫き、５年前に無事卒業した。
入社式のシーンを観るたびに、４０年前の「三惚れ主義を貫き無事卒業せよ」
と言う言葉を思い出す。
入社式　（写真を模写）