義母と会津ころり三観音参り

kanazu362006-04-28

先日義母の一周忌法要があった。
義母の昔を思い出した。
五泉に勤務していた時の話だから15年前のことだ。
母が娘に「会津ころり三観音」をお参りしたいと懇願した。
妻に頼まれ二つ返事で了解した。
会津ころり三観音をお参りすると、「年をとっても長わずらいせず、
家族に迷惑をかけることなく、ころりと死ねる」というご利益があると
信じられている。
五泉を出発国道49号線を安田、三川、津川、上川を経て会津に入った。
・鳥追観音(西会津町)境内のかわいい石仏の小坊主が迎えてくれる。
 お堂の欄間には、左甚五郎作「隠れ三猿」の彫刻がある。
 探し当てた者には、福がそなわると言われるが見つけられなかった。
・中田観音(新鶴村野口英世アメリカ留学から帰ってきたとき、
 母と一緒にお参りしたことから、野口英世の帰依観音として有名。
・立木観音(会津坂下町)ご本尊の千手観音は、身の丈8.5Mで
 弘法大師が立木のケヤ木に彫ったもの。わが国最大級の仏像。
の三観音を無事お参りした。
参拝後は、観光を兼ね、山の神で有名な「大山祇神社西会津町)」と
日本三大虚空蔵尊で有名な柳津の「円蔵寺」をお参りした。
昼食は喜多方まで足を伸ばし、名物の喜多方ラーメンを食べた。
その母も、ころり三観音のご利益があったのかは知らないが、
がんで入退院を2回繰り返し90歳で大往生した。
三観音をお参りしたい (イラストを模写)