隠れた人気の花オオウバユリの群生を見る

kanazu362006-08-09

新聞で上越高田城址公園の一画に、
「オオウバユリの群生地」があることを知った。
オオウバユリは、これまでに志賀高原栂池高原で見た。
数はいずれも数本だった。
早速、新聞の切抜きをたよりに上越高田城址公園に出かけた。
城址本丸近くの上越教育大学付属中学校野球場脇の土塁の中に、
オオウバユリの群生地があった。
白と薄緑の花びらを付けた大きなユリが、土塁一帯を覆っていた。
その数は多くて数え切れない。
花を観察した。
つぼみは、はすのつぼみに似ており薄緑色である。
つぼみが割れ花茎が真横にでる。
花茎はやがて10センチ位の花となり真横に咲く。
群生しているため、つぼみ・花茎・花の三つの光景が同時に見られる。
名前のいわれは、「歯(葉)が無い」にかけて姥(ウバ)というと書かれている。
上越高田城址公園の外堀の「はす」はまつりが開催されるほど有名だが、
「オオウバユリ」の存在を知る人は少なく、訪れる人は少ない。
しかし、花を知る人にとっては、隠れた人気の花だという。
公園管理事務所の人に花の数をたずねた。
特に数えたことも無いので分からないが、数千本は有るのではと。
木陰の中に、白と薄緑の花びらを付けた大きなユリが群生して咲く光景に
心が癒された。
これがうわさのオオウバユリ (写真を模写)