日本文理高校の裏方コーチとマネジャーそして背番号18

kanazu362006-08-12

日本文理高校は、今日12日香川西高校と対戦する。
エース横山龍之介投手の無失点記録はどこまで続くか。
得意のスライダーの切れは。
夏初勝利はどちらの学校か。
文理の生徒や父兄が着るTシャツの背中には、
「能力の差は小さい 努力の差は大きい」と書かれている。
好きな言葉だ。
野球部員は約90人。
部員は、ベンチ入り登録メンバー18を目指して努力する。
選手を陰で支えるのがコーチとマネジャーだ。
・コーチ
 自称鬼コーチ鈴木崇が選手をしごく。
 1日のノックは約1000本。
 常に試合を想定しての練習である。
 緩慢なプレーには、練習を止めて厳しく叱責する。
 選手を褒めることはない。
 大井道夫監督から「たまには褒めてやれよ」と声がかかる。
 「褒めるのは監督の仕事」「僕が怒り役」と自ら憎まれ役を買っている。
 自称鬼コーチのしごきの成果は、今日でる。
・マネジャー
 マネジャーは4人いる。
 3年生が一人、2年生が一人、1年生が二人だ。
 3年生の川嶋明日香さんと2年生の玉木絵梨さんの2人が甲子園に同行した。
 洗濯や選手が打撃練習で死球を受けるとすぐにビニール袋に氷を入れて、
 トレーナーに渡す。
 選手が飲むドリンク作りやヘルメットなどの用具を磨く作業等など。
 陰の力で選手を励ましている。
・背番号18
 努力の差は大きいと、猛練習に耐えて背番号18を獲得したのが、
 東京出身の高島健内野手
 身長は157センチとチーム一の小柄だ。
 全員練習終了後、「体が小さい分、人の倍以上練習しなくては」と、
 寮の門限の午後10時まで一人黙々と鍛え続けた。
 この努力が認められ、見事背番号18を付け甲子園入りした。
 最後の夏、夢の甲子園でのハッスルプレーが見られるか。
選手は、陰の力に恩返しができるか。結果はまもなくでる。
頑張れ日本文理、選抜8強以上を目指せ。
裏方も陰の選手 (写真を模写)