景気動向に人生を重ねる
景気基調は回復しており、景気拡大期間が
いざなぎに並び来月には戦後最高となる見通し。
インターネットで戦後の景気動向を調べ、己の
人生に重ねて見た。
1 朝鮮動乱ブーム(昭和25年6月から25年6月)
・昭和25年6月の朝鮮戦争勃発 特需景気で日本復興の足がかりが
・戦争勃発の号外が出た
*小学校4年
2 神武景気(昭和29年11月から32年6月)
・「3種の神器」の白黒テレビ・電気洗濯機・電気冷蔵庫が登場
・「もはや戦後ではない」
*中学から高校時代 床屋で大相撲を観るのが楽しみ
3 なべ底不況(昭和33年の不況のこと)
*33年の不況時に就職試験を受け証券会社に決まった
4 岩戸景気(昭和33年6月から36年12月)
・自動車社会の幕開け 大衆消費時代に突入 レジャー産業に光が
*証券ブームで毎日が、残業残業
5 オリンピック景気(昭和37年10月から39年10月)
・昭和39年10月の東京オリンピックブームで建設ラッシュが
・オリンピックの開幕が景気のピークに
7 40年不況(昭和39年・40年)
・「戦後最大の不況」40年には、山陽特殊製鋼が倒産
・山一証券が日銀特融で倒産を回避(その後バブル不況で自主廃業)
*証券不況で昭和39年10月証券会社を退職し失業時代に
8 いざなぎ景気(昭和40年10月から45年7月)
・長期国債の発行 大規模な財政支出で需要を刺激
・ベトナム戦争の拡大で対米輸出が急増し景気が回復
・昭和43年日本のGNPが西ドイツを抜き世界2位に(1位は米)
*昭和40年地方公務員試験に合格、7ヶ月の失業時代にお別れ
9 ニクソンショック
・昭和46年8月米ニクソン大統領が、米経済を打開するため1ドル360円を
308円に切り上げ
・輸出主導の日本経済が大打撃
10 列島改造ブーム(昭和46年12月から48年11月)
・昭和47年7月田中角栄内閣が発足 日本列島改造論を看板に開発ブームが
・地価が高騰、物価は高騰、トイレットペーパーなどのモノ不足が
*昭和47年宅地を購入
11 オイルショック
・昭和48年10月アラブ産油国による原油の減産と価格の引き上げで不況に
*昭和53年住宅を新築
12 長期不況(昭和55年から昭和57年)
・戦後最長不況
13 ハイテク景気(昭和58年2月から60年6月)
・半導体やIC等の電子部品やコンピューターのハイテク産業が景気を盛り上げ
14 平成景気(昭和61年11月から平成3年4月)
・低金利とカネ余り現象で、株と土地に資金が流れ、株高、土地価額の高騰
・バブル崩壊で不況へ
15 戦後最大の不況(平成9年3月から11年4月)
・平成9年11月山一証券自主廃業 東食倒産 北海道拓殖銀行破綻
日本長期信用銀行が一時国有化 日本債券信用銀行の一時国有化
・平成11年春、景気は底を打った
16 名無しの権兵衛景気(平成14年2月から )
・平成18年10月景気拡大期間がいざなぎと並ぶ
*現在の景気拡大がスタートする前年の平成13年3月に無事退職
現在は、ボランティアの世界に
今の景気にはまだ名がない。
いざなぎ景気を抜く勢いの今の景気に、どんな名前が付けられるか。
NHKの街頭インタビューで、国民は、
「開国景気」「さざなみ景気」「牛歩景気」「格差景気」
等と答えていたが・・・。
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