大関白鵬の休場で興味半減の大相撲九州場所

kanazu362006-11-12

今日から1年納めの大相撲九州場所が始まる。
横綱に一番近い大関白鵬の怪我休場で興味半減、
横綱朝青龍の独走で3連覇と19度目の優勝が濃厚。
興味半減の大相撲九州場所だが話題を拾って見た。
・苦境の把瑠都
 将来の大関横綱候補と騒がれたが、9月場所怪我で途中休場。
 今場所も休場かと騒がれたが、「早く相撲を取りたい」と本人の強い意思で
 出場を決めた。
 怪我とストレスで12キロも体重が減った。
 21歳の若者、怪我の試練を乗り越えあのパワー溢れる怪力を再び発揮できるか。
・改名で心機一転の琴欧洲
 「州」を「洲」に変え心機一転、優勝と横綱を目指す。
 場所ごとに怪我も癒え、先場所は久しぶりに2桁の10勝を挙げ復活をアピールした。
 大関昇進当時の馬力を取りも戻し、横綱朝青龍の独走に待ったをかけるか。
・地元福岡で10度目のカド番脱出に燃える大関魁皇
 史上ワーストとなる10度目のカド番大関魁皇、相撲人生をかけ九州場所に臨む。
 九州場所が復活の足がかりになるのか、引退の花道になるのか。
 同期生(1988年春場所初土俵)の貴乃花親方は、己の引退と重ね
 「人間は死に場所を見つけるために生きているのかもしれません。そういう意味で、
 魁皇は満身創痍(そうい)の体なのに、ご当地の九州場所までつなげてきました。
 そんな男の姿に、心を打たれる人がおおいのではないでしょうか」と。
 大関魁皇の土俵姿が、新年初場所も見られることを願う。
・初の兄弟幕内力士が3組も誕生
 北桜(兄 西11枚目 北の湖部屋) 豊桜(弟 東8枚目 陸奥部屋
 露鵬(兄 小結 大嶽部屋) 白露山(弟 西14枚目 二十山部屋
 安壮富士(兄 東13枚目 安治川部屋) 安美錦(弟 東小結 安治川部屋
 兄弟が切磋琢磨し、部屋が違う北桜豊桜露鵬白露山の兄弟対決を見たい。
 過去に優勝決定戦で同部屋の若花田(兄3代目若乃花)と貴花田(弟貴乃花)の兄弟
 対決があり場内を沸かせた。
・若手三羽烏の活躍で大相撲に活気を
 若手三羽烏十両栃煌山(中学横綱)と十両豪栄道(高校横綱)と幕下下田(学生横綱
 の3人が、それぞれ中学や高校や学生の横綱だったとは何かの因縁か。
 ほぼ同時期に相撲界にデビュー、今後の出世争いが楽しみだ。
・国立大から3人目の力士が初土俵
 国立大出身の力士は、現在序二段の一の矢(琉球大 45歳)と三段目の弓の里
 (高知大中退 現在留年で工学部5年生)がいる。
 3人目は、田中周一(名大生 22歳)「舛名大」のしこ名で九州場所初土俵を踏む。
 右四つと寄りを得意とし、国公立大の大会で2度団体優勝に貢献した。
 「安定したサラリーマンではなく、最も安定しない職業になった」と。
・故郷力士霜鳥の活躍は
 先場所7勝8敗と負け越し、十両西筆頭に陥落したした霜鳥
 大相撲九州場所で勝ち越し再入幕を目指す。
 故郷のファンの期待に応えられるか。
興味半減と話題の大相撲九州場所が始まった。
テレビで相撲を (イラシトを模写)