名門新花籠部屋が復活

kanazu362006-11-30

大相撲初場所番付編成会議が、11月29日に
開催された。
新津市(現新潟市)出身の元関脇太寿山の新花籠部屋から
関取第1号が誕生するかと注目した。
夕方、インターネットで「スポーツ・大相撲」と検索して調べた。
新十両に4力士、再十両に1力士の5人が昇進していた。
花籠部屋からは4勝3敗と幕下上位で活躍した期待の力士「光龍(モンゴル 22歳)」が、
みごと新十両に昇進していた。
名門花籠部屋は、元横綱輪島が継承したが不祥事で1985年12月に廃業、部屋も
消滅した。
元関脇太寿山が名門花籠部屋の消滅を惜しみ、1992年2月新花籠部屋を再興し、
現在の花籠部屋を復活させた。
再興から足掛け14年、モンゴル出身の光龍が新花籠部屋の関取第1号となった。
記者会見で「来年中には幕内に上がりたい」と。
花籠親方と同世代の八角親方(元横綱北勝海)や松ケ根親方(元大関若島津)や陸奥親方
(元大関霧島)たちは、一足早く関取を育てている。
花籠親方は、「刺激になった。ウサギとカメのカメでもいいから、いつか追いつきたいと
思っていた」としみじみと語った。
新十両は、期待と話題の星ばかり。
若ノ鵬間垣部屋 ロシア 18歳) ・豊響境川部屋 22歳)
光龍花籠部屋 モンゴル 22歳) ・白馬(陸奥部屋 モンゴル 23歳)
十両武州山武蔵川部屋 30歳)
国籍を見ると、ロシアが1人・モンゴルが2人・日本が2人。
5人の新十両誕生の影には、5人の幕下陥落がある。
いつの世も勝負の世界は厳しい。
ロシア出身3人目の関取若ノ鵬は、18歳5ヶ月の昇進で大関白鵬の18歳9ヶ月を抜く
外国人最年少記録である。
7戦全勝で幕下優勝を飾り新十両に昇進したモンゴル出身白馬も期待の関取である。
モンゴル勢の関取は、新十両2人の誕生で、九州場所で引退した小結旭鷲山から数えて
12人となった。
新たに3人の外国人関取の誕生で、初場所は外国人出身関取が史上最高の17人となる。
期待の新十両が土俵に上がる2007年初場所は、来年1月7日に初日を迎える。
栃煌山(中学横綱)や豪栄道(高校横綱)そして新十両豊響の日本勢の活躍も
期待したい。
早く幕内に上がりたい (写真を模写)