帰ってきたスズメと猫

kanazu362006-12-05

新潟県内も冬将軍の到来だ。
12月3日の新潟市内の初雪は、平年より9日、
昨年より2日遅い。
4日の各地の気温は、
長岡市で最高2.4度 ・ 最低0.2度 上越市高田で最高4度 ・ 最低0.7度
新潟市で最高4.2度 ・ 最低0.7度
と1月中旬から2月上旬並みの寒さになった。
各地の積雪は、津南町で43センチ、十日町市で32センチ、上越市高田で5センチ、
新潟市で2センチである。
早朝からカチャンカチャンとスノータイヤに交換する音がする。
庭の赤いもみじの落ち葉が、薄化粧した白い雪の中に映える。
白い雪にもみじの赤が輝きを増し彩を添える。
冬将軍の到来とともに、スズメが庭に戻ってきた。
田圃も雪に覆われ、エサが食べれなくなったのだろう。
毎年のこと、もみじの木の下にエサをまく。
落ち葉の上をチョコチョコ歩きながらエサをついばむ。
久しぶりに聞くチュンチュンという鳴き声だ。
突然、チチチチというかん高い鳴き声に変わり飛び立つ。
庭に猫が現われたのだ。
玄関先の石段を登り庭に来る。
何時も通る猫のけもの道だ。
庭に来ると必ずもみじの木の下の飛び石に座る。
目を左右にキョロキョロと動かし、まるで招き猫のような姿で座っている。
スズメが、キウイフルーツの棚木にとまりチチチチとかん高い声で鳴いている。
猫は、鳴き声のする棚木を見上げながら数分で来た道を帰る。
猫の姿が見えなくなると棚木からススメが降りてくる。
同じ光景が毎日続く。
庭の大画面に映し出される「スズメと猫」、その動作ひとつひとつに心が癒される。
ウメモドキの赤い実を食べにムクドリも来る。
ウメモドキの実はいつまであるだろうか。
冬はまだ始まったばかり。
まもなく庭のみかんの収穫だ。
庭のスズメと猫 (イラストを模写)