天からの贈り物はいつ届く

kanazu362006-12-18

天からの贈り物はいつ届くのだろうか。
17日の天気予報では、日本海上空に大雪の目安となる
ー36度を上回るー42度の強い寒気が南下し、17日夜半から
18日早朝にかけ日本海側では大雪になると報じている。
天からの贈り物は届いただろうか。
季節は確実に冬である。
堀部安兵衛の生誕地新発田市では、吉良邸討ち入りの14日安兵衛を偲ぶ
「義士祭」が行われた。
新潟駅南口のけやき通りの街路樹を光で包み込む冬恒例のイベント
光のページェント」が、15日夕方から始まった。
26万個の電球の光が、街を華やかに飾り行き交う人を和ませている。
各地のスキー場からは、次々とスキー場オープンのニュースが。
暖冬で滑走ができない。
新潟地方気象台の発表によると、12月1日から14日までの降雪量は、
中越では山沿いを中心に平年の5割から6割程度。
湯沢町は41センチで、平年比の6割程度。
上越地域では、15日現在オープンしたスキー場はゼロ。
16日上越地域のトップを切って、上越市安塚地区のキューピットバレイスキー場が
オープンした。
山頂近くの積雪が約90センチと全長4キロのコースは滑走が可能だ。
初日の16日は、約2000人が初滑りを楽しんだ。
この日は妙高市の関温泉スキー場もオープンし、約80人が初滑りを楽しんだ。
スキー神社として知られる、妙高市関川では「スキー神社祭」が15日開かれ、順調な
降雪と客の無事故を祈願した。
雪の便りはまだないが、スキー場のオープンは続く。
16日には、関川村のわかぶな高原スキー場。
23日には、新潟市から車で40分と近距離が売りものの阿賀町の三川温泉スキー場。
23日には、胎内市の国設胎内スキー場が人工雪で。
等など。
暖冬は、日本だけではない。
報道によれば、
欧州のスキー場が集中するアルプス地方は、過去1300年間で最も暖かい
といわれ、スキー場は深刻な雪不足に陥っている。
経済協力開発機構OECD)は、地球温暖化は今後も続き、今後数10年間で雪の
確保が困難になると警告している。
スキー場だより(新潟県内)17日の積雪は、(新潟日報とJR調べ)
・苗場 60センチ(一部可) ・かぐら 60センチ(可) ・奥只見丸山 45センチ(可)
・関 40センチ(一部可) ・キューピットバレイ 30センチ(一部可)
グリーンピア 15センチ(一部可)
今年一番の寒気は、スキー場へ天からの贈り物を届けただろうか。
もうすぐクリスマス、サンタに何をお願いしようか。
天からの贈り物は (イラストを模写)