山並みを眺め越後温泉街道を行く

kanazu362007-01-05

暦では5日は、初水天宮とある。
水天は、十二天・八法天の一つで水を司る龍神
水天の縁日で最初の縁日を「初水天宮」という。
水の連想から温泉を。
上越市大潟区の温泉施設「鵜の浜人魚館」では3日、湯船にリンゴ50キロを
浮かべたリンゴ湯で来場者をもてなした。
来場者は、湯船に浮かぶ甘いリンゴの香りで正月の疲れを癒したと新聞に。
地図を広げると川の字のように、角田山(旧巻町482m)・多宝山(弥彦村634m)・
弥彦山弥彦村638m)・雨乞山(弥彦村318m)・国上山(旧分水町313m)と
山並みが続く。
山並みを挟み右側の海岸沿いを国道402号線が走り、左側を県道新潟寺泊線が走る。
県道新潟寺泊線は通称越後温泉街道と呼ばれる。
山肌と県道に挟まれた南北約15キロの範囲の麓には、串に刺した団子のように
日帰り温泉が並ぶ。
その数6個。
・角田山の麓には、「じょんのび館(新潟市)」と「よりなれ(岩室村)」と
 だいろの湯(岩室村)」
弥彦山の麓には、「さくらの湯(弥彦村)」
・国上山の麓には、「てまりの湯(旧分水町)」と「太古の湯(旧寺泊町)」
昔から岩室村や弥彦村寺泊町(野積地区)は、温泉地として栄えたところで今でも多くの
ホテルや旅館がある。
温泉街道は、日帰り人気に支えれれ、週末はどの施設も盛況だ。
弥彦村の温泉地区では、昔の活気を今一度と13軒のホテルや旅館が村と共同で
昨年から弥彦公園内で8000万円を掛けて新温泉掘削を進めていた。
2006年11月掘削は成功、湯量が毎分570リットル、温度が47.9度の温泉が
湧出した。
新湯は、今年秋から地区のホテルや旅館に給湯される。
村では、湧出量が期待以上だったことから「源泉かけ流し温泉」を目玉に滞在型観光地と
保養地としての弥彦温泉をPRしたいと。
新潟から1時間で行ける、角田山や弥彦山や国上山にはよく登る。
登山の疲れは麓の日帰り温泉で癒す。
今年はまだ登ったことにない、多宝山に挑戦し初湯となる太古の湯で疲れを癒したい。
今年も越後温泉街道を行き、山で体を鍛え温泉で体を癒したい。
リンゴ湯 (写真を模写)