加茂公園の雪椿とリスと翁杉

kanazu362007-04-21

春風がそよぐ。
加茂川河川敷の鯉のぼりが、春風に乗り4月の空に
右へ左へと泳ぐ。
場所は、加茂市の葵橋から西宮橋の間の150m。
その数約500匹。
北越の小京都といわれる加茂市の加茂公園を訪れた。
加茂公園は、青海神社周辺に広がる15.35haの都市公園
園内では「雪椿まつり」が開催されていた。
公園管理事務所で「加茂公園いらすとまっぷ」を受け取り園内を散策した。
・雪椿公園
 園内には園芸品種を主に約100種・1300本のユキツバキが植栽されている。
 野生のユキツバキの群生地も近くにある。
 赤白のユキツバキの花が咲き誇る一角に、小林幸子が歌う「雪椿歌碑」があった。
 ツバキ谷のユキツバキのすばらしい。
・リス園
 雪椿歌碑を過ぎるとリス園がある。
 リス園は、4月1日にオープンしたばかり。
 冬眠から目覚めたばかりの「シマリス」約100匹。
 大きさは、ネズミより少し大きい。
 背中に5本の黒い縞がある。
 青空の下、飼育棟から放し飼いにされた約60匹のシマリスが柵内を走り回る。
 木に登るシマリス、地面を走るシマリス
 シマリスの動きに園児たちが「かわいい」と。
・翁杉(千年杉)
 中間見晴台と高台見晴台の中間に〆縄が張られた杉の大木がある。
 翁杉(千年杉)と呼ばれ、幹の太さ635センチ・樹齢約千年・神木として
 祀られている。
 掲示板には、江戸時代初期の明暦2年(1656)から元禄2年(1689)の
 34年間にわたり、加茂の大庄屋浅野三郎右衛門が杉を植林した。
 翁杉は植林前からこの場所にあった。
 翁杉(おきなすぎ)と一対の媼杉(ばばすぎ)の巨木もあったが、媼杉は昭和36年の
 第二室戸台風で倒れてしまい現在は翁杉だけが往時の姿を留めている。
加茂公園の山頂「高台見晴台」に上り、眼下に広がる加茂市街地を眺めた。
町並みが木々の間から見え隠れする。
下山は、モミジ谷を通り青海神社経由で駐車場に。
加茂公園の散策は終わった。
リスがいたよ (イラストを模写)