ブナ林の続く菅名岳に登り小山田の新緑を眺める

kanazu362007-05-10

五泉市の「小山田の彼岸桜」は有名だ。
菅名岳西側の蟹沢山の中腹から山麓にかけて繁茂する
サクラ樹林。
サクラの種類は、エドヒガン(アヅマヒガン)でその数は、
約250本を超す。
古くから知られる桜の名所で、山道に沿って彼岸桜の桜並木が見られる。
嘉永年間(1850年頃)旧川東村の斎藤源左エ門が植樹した。
当時は1000本を数えた。
平成11年3月には、「自然と人とのふれあいパーク」として一周1800m、
所要時間1時間の遊歩道・ベンチ・東屋が整備された。
5月8日は、新潟県内も各地で25度を超す夏日となった。
夏日にブナ林の続く菅名岳(909.2m)に登り小山田の新緑を眺めた。
新潟を8:10出発。
9:35丸山尾根コース経由で山頂を目指した。
登山入り口には小川が流れている。
橋を渡ると3合目の標識が見え約600段の階段が続く。
ここが丸山尾根コースの一番の難所。
階段左右の山道に、シャクの白い花・タンポポの黄色い花・ムラサキケマンの紫の花が咲く。
難所の階段を20分で登り4合目の尾根に出た。
西側の蟹沢山中腹の小山田は、彼岸桜の花も散り葉桜の季節へと。
山は、新緑に覆われる。
山桜の白い花が、所々にまだ残っている。
4合目の標柱には、山頂2時間・下り小山田林道へ20分と。
マップには、丸山尾根コース上り2時間40分・下り2時間、菅名岳山頂への最短コース。
登山口から尾根までは急な長い階段(約600段)が続く。
尾根から山頂は緩やかな登りが続く。
初級コースと書かれている。
チゴユリの白い花を見ながら5合目を目指す。
期待していたイワウチワは、既に花が散り葉だけが。
5合目を過ぎるとブナ林が続く。
椿平に到着。
右「巾沢・いずみの里」 上「菅名岳」 下「小山田」の標柱が。
6合目に到着、ヤブツバキとブナ林が続く。
7合目に到着、鐘がある。
鐘を鳴らす。
鐘の音が山中に響く。
7合目から頂上までは急な登りが続く。
第二の難所だ。
9合目に到着。
見つけた、見つけたイワウチワの淡いピンクの可愛い花を。
イワウチワの花に疲れも忘れ山頂へ。
12:05山頂に到着。
平日である。
8人の人が山頂で休憩していた。
山頂で昼食、12:30下山開始。
14:10駐車場到着。
桜の季節も終わり。
今年は、小山田の彼岸桜は見れなかった。
来年こそは小山田の彼岸桜を見よう。
小山田の彼岸桜は (イラストを模写)