楽山苑と白フジとブルーベリーの白い花を見る

kanazu362007-05-14

写真に誘われ、与板の楽山苑と燕八王寺の白フジや
白根のブルーベリーの白い花を見て来た。
12日の新聞に長岡・楽山苑(旧与板町)の夜間点灯始まると。
懐かしい写真だ。
30年前の与板時代の記憶が甦る。
・与板楽山苑
 与板町の豪商「大坂屋」三輪家の11代当主三輪潤太郎氏が、明治25年
 (1892)ころ屋敷裏手の小高い傾斜地に茶室風の別荘「楽山亭」を建てた。
 旧電車道廃線)を横切り坂を上がる。
 「六方(ろっぽう)組み」の石垣が続く。
 露地口門(ろじくちもん)をくぐり園内に入る。
 楽山苑内は、八畳座敷・舟板廊下・茶室(2室)があり、庭には織部灯籠ある。
 園内は、新緑のモミジやピンクと白のツツジの樹木に覆われている。
 園内の一番高い大地に観音堂があり、十一面観音像が祀られている。
 右の山道を少し進むと「井伊神社」に出る。
 与板藩井伊家(彦根井伊家の分家)と深い関わりのある神社だ。
 都野神社・豊幡飯成・井伊神社は、かつては、与板の三大神社と言われた。
 妻は「30年前、娘と小学校の夏休み行事で楽山苑や井伊神社周辺で
 お化け大会をした」と。
・燕八王寺の白フジ
 燕市八王寺「安了寺」の白フジは「日本一八王寺大白藤」と言われる。
 境内には「八王寺の白藤」の由来が書かれた立看板がある。
 推定樹齢が300年の古木、幹周りが5mを超え、その中央の幹から四方に無数の
 枝が広がり藤棚の大きさは28m×18m。
 大白藤は満開。
 白フジが垂れ下がる満開の藤棚の下では、多くの人がフジを楽しんでいた。
・白根次郎右エ門興野のブルーベリーの白い花
 ブルーベリーの白い花が風に揺れていると新聞に。
 地図を片手に白根の里を訪ねた。
 次郎右エ門興野の一画、道路を挟み左右の畑に白い花が咲く。
 農作業をしていた人に聞いた。
 「ブルーベリーの花です」と。
 図鑑には、成木の樹高は150cmから300cm、春に白色の釣鐘状の花を咲かせ、
 花後に5ミリから3センチほどの青紫色の小果実が生える。
 原産はアメリカ、落葉低木果樹。
 日本では、1968年より東京小平市で経済栽培が始まり、長野県・群馬県など栽培に
 適した高冷地を中心に各県で生産されている。
 白根市次郎右エ門興野では、1980年頃から4軒の農家が長野県から苗木を取り寄せ
 生産を始めた。
 背丈より低い木に、満開のブルーベリーの白い花が風に揺れている。
 農家の人が田植えの終わった田圃に出て苗の植えなおしをしている。
季節を感ずる長閑な春の一日をドライブで楽しむ。
高台から街を眺める (イラストを模写)