愛鳥週間探鳥会に参加

kanazu362007-05-13

今朝(13日)早起きし「にいがた市民探鳥会」に参加した。
早起きは三文の徳。
「雨にも負けず 風にも負けず・・・」宮沢賢治の詩だ。
小雨が降り風が吹いている。
愛鳥週間行事の「にいがた市民探鳥会」に参加した。
新潟西海岸公園に集合、朝6時から2時間30分かけ公園内の探鳥を観察する。
参加者は21人(大人19人・小学生2人)。
主催は新潟市、後援はにいがた野鳥の会
主催者から「バードウォッチング海岸林で見られる鳥たち」のパンフレットを
渡された。
双眼鏡とメモを持ち海岸林の中に入った。
「いま、あの木に止まったのがオナガ」。
双眼鏡で見るがなかなか鳥を見つけられない。
スタッフが、「この場所で20・30分待機します。沢山の鳥が飛んで来ます」と。
来た来た。
ハシフトガラス・ハシボソガラス・スズメ・キジバトオナガヒヨドリ・ツバメなどが
飛んで来た。
ウグイス・キジ・ムクドリキビタキ・モズなどは、鳴き声だけで姿は見えない。
公園内の探鳥観察は、7時45分に終わった。
7時45分からは公園内にある「アカハラ小屋」で山階鳥類研究所の会員から説明を
聞いた。
今朝、カスミ網にかかり捕捉され足環の付けられた、ウグイス(雄)・センダイムシクイ
オナガキビタキを見た。
ウグイスの色が想像とは違う茶色だったのには驚いた。
爪が鋭く、卵や雛を襲う蛇には針のような爪で逆襲するという。
捕捉した鳥は、足環を付けて放す。
鳥の行動範囲と生態を調査するため。
目の前で足環を付けたウグイス(雄)・センダイムシクイオナガキビタキ
放され森の中に飛んで行く。
公園に仕掛けられているカスミ網を見せてもらった。
黒い網で13枚も公園内に仕掛けられている。
最後に、バードウォッチングで見た鳥や鳴き声を確認した鳥の種類の整理を全員で行った。
確認された野鳥の種類は23種(鳴き声のみも含む)。
私は、10種類も確認できなかった。
新聞に、にいがたの一冊・探鳥家の入門書「ポケットガイド新潟の野鳥180種」が、
紹介されていた。
紹介者の中村浩志(信州大学教授・日本野鳥学会会長)さんは、「本書が、野鳥に
関心を持つ県民の方が一層多くなることにつながり、そのことが県民にとってより
住みやすい環境づくりに貢献することを心から願っている」と。
探鳥会初参加の記念に購入した。
妻が花、私は鳥。
山に登り花を見て鳥の声を聞く。
二人の趣味は尽きない。
探鳥会に参加 (イラストを模写)