水道週間に浄水場等を訪れる

kanazu362007-06-05

6月1日から7日までは、水道週間である。
新潟水道局でもいろいろなイベントを開催する。
イベントに合わせ6月3日、信濃川浄水場
日本海タワー(配水池)と青山水道遊園を訪れた。
資料によれば、新潟市浄水場は、信濃川水系では、青山浄水場信濃川浄水場
9箇所、阿賀野川水系では、阿賀野川浄水場満願寺浄水場等5箇所がある。
信濃川浄水場
 ・平成17年10月竣工 ・施設能力1日80000㎥ ・敷地面積89000㎡ 
 昭和32年度に通水した鳥屋野浄水場の代替施設として、平成17年度に通水した
 最も新しい浄水場である。
 高度浄水処理として生物活性炭を採用、高架配水塔(高さ53m)の落差を利用した
 自然流下によって配水する。
 浄水場内には、太陽光発電設備を有する。
日本海タワー(配水池 南山配水場)
 配水地の概要等 
 展望台の高さは海抜63m 建物は、ビル式配水池 容量は、12000㎥
 建物形状幅は、36m×36m×高さ28.3m
 日本海タワーは、単なる展望台ではなく、建物の内部には、高区用と低区用の
 二層からなる巨大な水槽があり、階層式配水池として国内で初めて作られた建物である。
・青山浄水場と青山水道遊園
 ・青山浄水場
 青山浄水場の施設能力は、1日150000㎥、新潟市で最も施設能力の大きい浄水場で、
 南山配水場と内野配水場への送水と直接の配水を受け持つ。
 ・青山水道遊園(青山浄水場に併設)
 駐車場から階段を上ると遊園がある。
 滝・遊水池・子供広場・見晴台・あずまや・ステージ等がある。
 動物小屋には、ニワトリ、ウサギ、バリケンクジャク、アヒルがいる。 
 浄水場からの水は、滝となって遊園池に落ち園内を流れる。
 噴水池も遊水池もあり睡蓮の花や菖蒲の花が咲く。
 子供広場では、多くの子供たちが遊んでいる。
信濃川浄水場では、信濃川から取水した川水が水道水になるまでの過程を見学できる。
取水ー沈殿池ー活性炭ろ過池ー中間塩素混和急速ろ過池の過程を経て水道水ができる。
できた水道水は、配水池に貯められポンプで高架配水塔に送水される。
高架配水塔の高さは53m、建物は7階建て、屋上からは新潟市内が展望台である。
4階と5階が浄水水槽で6階と7階が配水水槽となっている。
水が高い所から低いところへ自然に流れる働きを利用して、水道水を家庭にとどける。
最新の技術を導入している。
沈殿池の屋根には太陽パネルで太陽光発電が行われ、沈殿池に堆積した浄水汚泥は、
天日乾燥床で乾燥させ園芸用の「浄水発生土」としてリサイクルされる。
急速ろ過池のろ過砂が72時間(3日間)おきにすすぎ洗浄される。
すすぎ洗浄され水がきれいになっていく過程も見学した。
見学者には、新潟水道局が信濃川の水道水で作ったボトルウオーター「柳都物語」と
汚泥から作った「浄水発生土」が、土産として配られた。
次回は、孫と一緒に参加したい。
マスコットキャラクター水太郎 (イラストを模写)