田植えと梅雨入り

kanazu362007-06-16

きょう6月16日は、新潟地震が起きた日。
1964年(昭和39)6月16日午後1時2分新潟県
粟島南方沖40kmを震源とするM7.5の地震が発生した。
気象庁は、14日中国地方と近畿・東海・関東甲信
梅雨入りしたと発表した。
中国と近畿は平年より8日、東海と関東甲信は6日遅い。
昨年との比較では、関東甲信は5日、それ以外の地域は6日遅い。
新潟地方気象によると、新潟県の梅雨入りは22日以降にずれ込むと。
新聞などから田植えの話題を拾った。
・県内トップの田植えは
 今年も県内のトップを切って4月22日柏崎市畔屋地区で越路早生の苗が
 植えられた。
・落語家の立川談志が「談志のたんば」で田植え
 5月27日新潟市夏井の「談志のたんば」で立川談志が、コシヒカリの苗を手植えした。
 「有名人で田圃を持っているのは、俺と天皇陛下ぐらいなもんだろう」 
 夏井は、「はさ木ののこる里」として有名、多くの写真家が「はさ木のある風景」を
 撮影するため訪れる。
・学習田で田植え
 5月6日新潟市亀貝のNIC寺尾学習田で25家族90人が参加して苗を手植えした。
 秋には稲刈りと餅つきが行われる。
・小学校の屋上田圃で田植え
 5月28日、東京中央区の城東小学校の屋上に水を張り土を入れ屋上田圃を作った。
 5年生8人が屋上田圃にコガネモチの苗を手植えした。
・屋敷田で田植え
 6月4日新潟市沢海の北方文化博物館の屋敷田で、横越小学校の5年生約150人が
 コシヒカリの苗を手植えした。
 順調に育てば、秋には1表(60キロ)分の収穫ができる。
 刈り取った稲は天日干した後、かまどで炊く。
団塊世代の定年就農者が田植え
 5月20日、上越市板倉の集落で定年退職した定年就農者が、冷たい小雨が降る中、
 山すその棚田で田植えに挑戦した。
 定年を迎えた団塊世代が就農する「定年帰農」が、田舎暮らしブームなどを背景に
 人気が広がっている。
 県の発表によれば、県内の2006年の定年就農者(55歳から64歳)は65人。
不耕起栽培の田植え
 村上市相川地区で、収穫後の田を耕さずに新たな苗を植える「不耕起栽培」の田植えが
 行われた。
 不耕起栽培は、昨年から始められ今年が2年目。
 昨年収穫された稲の切り株が残ったままの水田に、田植え機が次々と苗を植えていく。
 不耕起栽培は「トラクターを使わないため作業の省力化と経費削減ができる。
 稲刈り後に米ぬか約100キロをまき、冬場も水を張る冬期湛水(たんすい)ので湿地
 状態を維持するため、イトミミズやトンボなどの昆虫やそれを食べる鳥もほかの田より
 多く環境面でも効果的で環境保全にも役立つ」と。
県とJAは、今年の田植えは、平場で5月10日、山間地で5月15日ごろを指導した。
県の発表によると、今年の田植えは5月9日が最盛期で、昨年より1日早く、平年に比べ
3日遅かった。
水稲の生育状況は、5月中旬の日照不足や強風の影響で成長がやや遅かったが、6月は
天候が回復し、平年並みであると。
田植えから1カ月、越後平野は緑一色に染まる。
伸びた苗が初夏の風に揺れている。
学習田の田植え (写真を模写)