白山神社の半年詣りと蒲原神社の   御託宣

kanazu362007-07-02

白山神社の半年詣りと蒲原神社の御託宣が新聞に
大きく出ている。
半年詣りは、6月30日から7月1日にかけてお詣りすること。
この日お詣りすと1年お詣りしたことになるといわれる。
御託宣は、その年の稲作の豊凶を占うこと。
今年の御託宣が7月1日夜行われた。
今年の作況は「御神籤五穀六分七分の作難なし」。
6月30日は、白山神社を参拝し茅の輪神事を、7月1日は蒲原神社を
参拝し蒲原祭りを見た。
白山神社の大祓神事と茅の輪神事
 茅の輪(茅で作られた大きな輪)は、正月から6月までの半年間の
 罪穢(つみけがれ)を祓う半年詣り夏越しの大祓に使用される。
 輪をくぐることにより、疫病や罪穢が祓われるという習いがある。
 左まわり、右まわり、左まわりと八の字を書くように三度輪をくぐり抜ける。
 こうして、心身ともに清らかになってあとの半年間を新たな気持ちで
 迎えること。
 夏越しの大祓神事茅の輪神事といわれる。
・蒲原祭りと蒲原神社の御託宣
・蒲原祭り(6月30日から7月3日)
  蒲原神社は、創立1200年以前と推定される。
  今でも、700余の各種露天が立ち並び毎年数万の人で賑わう庶民の
  祭りである。
  神社では、畠山六郎重宗の御託宣が神事として毎年の例祭に行われる。
・蒲原神社の御託宣
 今から約830年程昔、鎌倉時代になって畠山六郎重宗と言う人が
 神主になり、7月1日の大祭にその年の稲作の豊凶を占う、御託宣を
 始められた。
 実によく当たったので評判となり、毎年行われるようになり、今でも
 続いている。
 人々はこれを「六郎のおたくせん」とも呼び毎年7月1日夜10時に
 この神事を行う。
白山神社では、茅の輪を左まわりでくぐり、次に右まわりでくぐり八の字を
書き3回目に左まわりで元の位置に戻り、輪をくぐって神殿に向かい
心身ともに清らかになってお詣りした。
蒲原神社の参拝と祭りは初めてである。
日曜日と御託宣の日が重なり沿道や参道や境内は人々の波であった。
多くの露天が立ち並ぶ。
射的・輪投げ・金魚すくい・型ぬき・くじ等にまじりポッポ焼きの店もある。
小学生の浴衣姿が、祭りの雰囲気を一層華やかにする。
境内には懐かしい「化け物屋敷」の小屋がかかっていた。
「さぁーいらっしゃい 怖いよ 怖いよ 見てのお楽しみ・・・」と呼び込む、
呼び込みの口上が懐かしい。
社殿に、「御託宣は夜10時です」と貼り紙が。
久しぶりに見る賑やかな祭りだった。
参拝してよかった。
仲良し姉妹 (写真を模写)