庭のドクダミと鉢植えのドクダミ

kanazu362007-07-03

自然界に自生するドクダミも、品種改良され
「ゴシキ(五色)ドクダミ」や「八重咲きドクダミ」の
ように鉢植えされ、観賞用になっていることを知った。
知人の玄関先で一風変わった鉢植えのきれいな珍しい
ドクダミを見つけた。
花が八重咲きなので「八重咲きドクダミ」。
妻に話すと、我が家の庭にも鉢植えのきれいなドクダミがあると。
葉が小さく斑入りで緑・赤・黄のカラフルな色に染まるドクダミ
葉が五色でカラフルなので「ゴシキドクダミ」と呼ばれる。
ブロック塀と軒先の狭いわずかな所に、昔懐かしいドクダミが、
自生している。
白い花びらが4枚、中央にまっすぐ伸びる黄色い太い芯のような
突起物がある。
白い花びらは、花ではなく総苞(そうほう)、黄色い芯のような
突起物が花。
自然界に自生するドクダミは、昔から家庭用常備薬として珍重された。
それがいつの間にか、観賞用に品種改良され「ゴシキドクダミ」や
「八重咲きドクダミ」に。
本によれば「ゴシキドクダミ」は、江戸時代に作り出された斑入りドクダミ
それがヨーロッパに渡り「カメレオン」という品種名で普及し、
オランダから日本に逆輸入された。
葉が、斑入りで緑・赤・黄のカラフルな色に染まることから
日本では「ゴシキドクダミ」と呼ばれる。
我が家の「ゴシキドクダミ」は15年前、五泉に勤務していた時に
村松町の知人から株分けしてもらった。
妻が手塩にかけ育てた珍しい「ゴシキドクダミ」は、これまでに多くの
知人宅に嫁いで行った。
今年も間もなく、「ゴシキドクダミ」が株分けされ近所に嫁ぐ。
代わって「八重咲きドクダミ」が株分けされ我が家に婿入りする。
庭に自生するドクダミは、誰からも株分けして分けて欲しいと言われない。
しかし、庭の主として毎年白い花を咲かせ子孫を残す。
他家から嫁いで来た「ゴシキドクダミ」と「八重咲きドクダミ」。
主のドクダミは、二草どんな言葉をかけたのだろうか。
来年から我が家の庭は、ドクダミ・ゴシキドクダミ・八重咲きドクダミ
三重奏ならぬ三草の「花コンテスト」が始まる。
草花も品種改良されると (イラストを模写)