卯の花音楽祭で夏は来ぬを大合唱

１６日上中越沖を震源とする大地震が発生した。
２度も大地震が。
午前１０時１３分柏崎市で震度６強、余震は午後２時３７分
出雲崎町で震度６弱、柏崎市で震度５強が。
余震が続く。
９人が死亡・９００人以上がけが・３４０棟が全壊・・・。
気象庁は「平成１９年新潟県中越沖地震」と名付けた。
庭の朝顔が咲いた。
一輪の淡いブルーの花が心を和ませる。
上越市大潟区（旧大潟町）の作曲家小山作之助（１８６３年から１９２７年）を
知ってもらおうと「第５回卯の花音楽祭」が１５日開催された。
作曲家小山作之助の代表作は「夏は来ぬ」。
会場を埋めた約２５０人が「夏は来ぬ」を大合唱し故人を偲んだ。
地方紙新潟日報では、みんなで歌おう童謡・愛唱歌を６月２７日から
毎週連載している。
１回目が「アメフリ」、２回目が「アルプス一万尺」、３回目が「紅屋の娘」だった。
「夏は来ぬ」は、いつ掲載されるだろうか。
文化庁と日本ＰＴＡ全国協議会主催で「親子で歌いつごう　日本の歌百選」を
募集した。
６９１７通の応募があり８９５曲の中から歌手の由紀さおりさんらの
選考委員が検討して最終的に１０１曲を選んだ。
・赤とんぼ・あの町この町・汽車ポッポ・七つの子・故郷・われは海の子
等など５０音順に１０１曲が掲載されている。
７１番目に夏は来ぬ（作詞佐々木信綱・作曲小山作之助）が載っている。
懐かしさに「童謡と唱歌」をインターネットで調べた。
曲目リストから日本の風景歌を検索「夏は来ぬ」をダウンロードした。
パソコンから「卯の花の匂う垣根に　・・・　忍び音もらす　夏は来ぬ」
とメロデーが流れる。
小山作之助は、沢山の校歌を作曲している。
・岩手県の水沢小学校・東京の番町小学校・東京の青山小学校・
・長岡市の四郎丸小学校・松本市の開智小学校
等など。
故郷の英雄謙信と甲斐の信玄が激突した川中島合戦も作曲している。
「川中島」は明治２９年５月に作曲した。
１番は、西条山は霧ふかし　筑摩の川は　波あらし・・・
２番は、・・川中島のたたかいは　かたるも聞くも　勇ましや
音楽祭の会場では、小学生や市民有志による「卯の花合唱団」のコーラスに
合わせ訪れた人たちが、“卯の花・・・”と「夏は来ぬ」を大合唱した。
懐かしいメロデーに乗り夏が来る。
大合唱　（写真を模写）