夏の風物詩花火と故郷高田の花火大会廃止

kanazu362007-07-18

17日柏崎市の会田洋市長は、新潟県中越沖地震
受けて、24日から26日に予定していた
今年の「ぎおん柏崎まつり」を中止すると発表した。
夏の風物詩花火の季節が来た。
ホームセンターの売り場に花火が並ぶ。
袋の中には、懐かしい線香花火が。
旅行会社は「夏の夜は粋な花火大会で夕涼み」と、
花火見物ツアーを数多く企画する。
新聞の特集に「川・街・山・海競演にいがたの4大花火」と。
「川の長岡」「山の片貝」「海の柏崎」が“新潟の三大花火”と呼ばれる。
これに「街の新潟」を加えて“にいがたの4大花火”というと。
観客数は、
1位が「長岡まつり大花火大会」2万発 人出予想約80万
2位が「新潟まつり大花火大会」1万2千発 人出予想約50万
3位が「片貝まつり浅原神社秋季例大祭奉納大煙火」
    1万5千発 人出予想約20万
4位が「ぎおん柏崎まつり海の大花火大会」1万5千発 人出予想約20万
など新潟県内の花祇大会が数多く紹介されている。
そんな中、故郷「高田の花火大会廃止」の記事を見つけた。
上越市高田の夏のイベント「上越まつり(7月23日から26日)」は、
昔から高田祇園まつりと呼ばれていた。
伝統ある高田の花火大会が、今年から廃止される。
昨2006年は休止、そして2007年は廃止と決まった。
隔年開催を検討してきたが、
・花火そのものにかかる費用や警備費
・会場の環境整備費
・保安確保費用
などの経費が上昇、一方でスポンサーの減少で運営が困難となり廃止が
決まった。
高田の花火大会の始まりを、高田市史やインターネットで調べたが
分からなかった。
私の記憶では、小学校時代の昭和20年代、高田城址の外堀で花火大会が
開催され友だちと見物した記憶があるが・・・。
近年の開催は、
・2002年7月23日 上越市今池下流
・2003年7月23日 上越市今池下流
・2004年7月23日 上越市今池下流 2500発
・2005年7月23日 上越市今池下流 人出5万3千人
・2006年中止(隔年開催を検討)
・2007年廃止決定
高田の花火大会は廃止されたが、祇園祭恒例のみこしが関川を船で下り
直江津に到着する行事は例年通り行われる。
みこしの到着を祝う直江津地区の夏の風物詩「上越まつり花火大会」は、
今年も7月26日開催される。
約5千発が打ち揚げられ、ラストを飾る「100万ドル大スターマイン」は
見事である。
路地で楽しむ線香花火も、大空に大輪の花を咲かせる花火大会も
人それぞれに思い出がある。
夏の夜は線香花火で (イラストを模写)