北信越高校野球県大会優勝は日本 文理・第3代表は阿賀野
9月23日新潟鳥屋野球場で開催された
第117回北信越高校野球県大会の第3代表決定戦と
決勝戦の2試合をバックネット裏から観戦した。
新潟市内の3校(新潟明訓・日本文理・新潟工業)が
出場するため朝から大勢の人が球場に詰めかけた。
・第3代表決定戦(新潟工業:阿賀野)
準決勝で日本文理に1:2と惜敗した新潟工業。
準決勝で新潟明訓に2:14と8回コールドで大敗した阿賀野。
阿賀野は、選手13名と女性マネージャーの14名で悲願の北信越高校野球大会
初出場を目指す。
初回に1点を先制した新潟工業は試合を有利に展開。
粘る阿賀野は、3回三連打で1死満塁のチャンスにセンター前タイムリーとスクイズで
2:1と逆転。
新潟工業の反撃も阿賀野は好守備で阻止。
逆に6回打線が爆発、2点の追加点挙げ4:1とリードを広げた。
試合は4:1で阿賀野が新潟工業を破り、悲願の第3代表に名乗りを上げた。
平成17年4月、水原高校と安田高校統合され阿賀野高校が誕生した。
・決勝戦(新潟明訓:日本文理)
甲子園出場ライバル校同士の対決は、新潟私学西南戦争といわれる。
新潟明訓の春・夏・秋の完全制覇なるか。
夏の大会で新潟明訓に大敗した日本文理の雪辱なるか。
試合は3回裏に動いた。
エラーで出たランナーを送りバントで二塁に進め、1死一・二塁から9番猿田の
センター前にタイムリーヒットで1点を先制。
追加点は日本文理、4回先頭打者の小野が左中間にホームラン。
四球とヒットで1死一・三塁のチャンスに代打の高橋が三塁打を打ち二者生還などで
この回4点を挙げ5:0とリードを広げた。
6回にも打線が爆発、4点を追加し9:0と大きくリード。
夏の覇者、甲子園ベスト16の新潟明訓も8回4点、9回2点と反撃したが攻撃も
ここまで。
最後は一塁ゴロで試合終了。
10:6と日本文理が優勝、夏の覇者新潟明訓に雪辱した。
第117回北信越大会は、10月13日から福井県で開催される。
新潟県代表は、日本文理・新潟明訓・阿賀野の3校。
日本文理のセンバツ3年連続出場なるか。
新潟明訓の甲子園夏・春連続出場なるか。
阿賀野は、北信越高校野球大会初出場の勢いで悲願の甲子園初出場の夢なるか。
夏の甲子園を湧かせた新潟明訓は、9月29日開催の秋田国体に出場する。
勝った次はセンバツだ (写真を模写)