厳冬のなか佐潟探鳥会に参加

kanazu362008-01-31

新聞・テレビで鳥の話題などが。
・釣り糸絡まり保護されたヘラサギ2月中旬にも
 野生に返す
オオヒシクイの日本最大の飛来地として知られる
 新潟市の福島潟、暖冬傾向で飛来数は25日までに例年の五分の一ほどの約1000羽
沖縄本島北部のヤンバルの森に生息する絶滅危惧種ヤンバルクイナ、米軍基地移設
 問題をかかえ生息が脅かされている
・30日長野県の諏訪湖で2年ぶりに「御神渡り」が確認された
強い冬型の続く新潟県内25日には山沿いを中心にまとまった雪が降った。
新潟地方気象台によると、25日午後10時現在の積雪は、津南町で165センチ・
湯沢町で125センチ・魚沼市(小出)で80センチと今年の最深積雪と記録した。
27日の新潟市の最低気温は0度、最高気温は4.3度。
厳冬のなか「第12回佐潟市民探鳥会」に参加した。
集合場所の佐潟水鳥・湿地センターの掲示板に1月25日(金)の白鳥数が書かれている。
オオハクチョウ124羽・コハクチョウ2250羽 計2384羽。
参加者は子どもから大人まで101人。
参加者全員に「佐潟周遊マップ」「水辺で見られる野鳥たち」「鯉汁引換券」が配られた。
コースは、「ビデオ鑑賞と自然生態観察園コース」と「中道コースは」と「健脚野鳥観察地
コース」の3コース。
健脚野鳥観察地コースを選んだ。
・健脚野鳥観察地コース
 7:42 佐潟水鳥・湿地センターをスタート自然生態観察園を目指す
 8:28 シロハラを発見 8:32 枯れ木の上でコゲラが幹を突いている
 8:35 ベニハシコを発見 8:40 カワラシワを発見
 8:45 シジュウカラを発見 8:47 枯れ木の上にオジロワシ
 8:54 ハシブットカラスが空を舞う 8:59 アトリを発見
 9:02 カワセミが水辺の小枝に休んでいる、青い色がなんともいえない
 9:04 自然生態観察園着
 9:05 トビが空を舞う 9:07 チュウヒがV字型に羽を広げ大空を舞う
 9:08 くちばしの黄色いムクドリを発見 9:09 ヒヨドリを発見
 9:10 オオヒシクイが集団で飛んでいく 
 9:15 中道に到着(休憩)
 9:25 終点野鳥観察地に到着
 野鳥観察地では、新潟野鳥の会の人たちが山階鳥類研究所の委託を受け10月から
 11月中旬までこの観察地にテントとカスミ網を張り野鳥を捕獲する。
 捕獲した鳥を調査し記録に残す。
 初めて捕獲された鳥には、ナンバーを刻印した標識を足に付けて放す。
 「資格が無いと鳥の足に標識を足に付けることはできません」と。
 9:30 終点野鳥観察地を出発、来た道を戻る。
 往路は空ばかり見て歩いたので道路端の花には気が付かなかった。
 イヌノフグリがもう小さな薄紫の花を咲かせている。
 赤塚漁協小屋から話し声が聞こえる。
 小屋をのぞいて見た。
 漁師が暖をとっている。
 船が2隻漁に出ている。
 1隻には二人、もう1隻には一人が乗っている。
 佐潟の鯉とフナとライギョを捕るのだという。
 船が近づくと鳥たちは一斉に大空に飛び立ち潟を旋回する。
 船が遠ざかるとまた鳥たちは潟に下りる。
 9:55 佐潟水鳥・湿地センターに到着
・鳥合わせ
 3コースに分かれて観察した鳥をバードウォチング整理表に記載した。
 今回観察できた鳥は56種。
・鯉汁で暖を
 参加者全員に鯉汁が振る舞われた。
三脚付きの望遠鏡で鳥を観察する少年がいた。
燕から参加したという北沢君(燕中高一貫1年・11)、野鳥に興味があり毎回探鳥会に
参加しているという。
私も今回で5回目の探鳥会参加。
鳥の名前はまだほとんど分からないが、双眼鏡を手に鳥を探すだけでも楽しい。
あの枯れ木にコゲラが (イラストを模写)