雪の街を歩き絵書写真を見る

kanazu362008-02-17

雪の降る街を 雪の降る街を 想い出だけが 
通りすぎてゆく・・・
雪の降る街を」は、1949年(昭和24)NHKラジオで
放送された内村直也原作の「えり子と共に」の挿入歌として
作られた。
15日、「雪の降る街を」を口ずさみながら吹雪の中信濃川のやすらぎ堤を歩いた。
河原の花壇のチューリップは、積もった雪を押しのけもう小さな芽を出している。
やすらぎ堤から古町・本町通りと歩き絵や書や写真を見てきた。
・日本アニメマンガ専門学校作品展(第四銀行古町支店)
 銀行のロービーには、未来の漫画家を目指す日本アニメマンガ専門学校の生徒たちの
 作品22点が飾られている。
 ・双子の法則(鈴木いこ・福島県)は、第44回CSP期待受賞作
 ・オカルト彼女と僕の・・・(風吹ささら・新潟県)は、第188回MLSベストルキー賞受賞
 などなど生徒の力作が並ぶ。
 テーブルの上には、マンガエッグ(生徒作品集)NO19・20・21の3冊が置かれいる。
・にいがたの新春美術作家小品展(三越新潟店)
 新春恒例の「2008にいがた新春美術作家小品展」が今年も開催された。
 今年も県在住並びに出身の美術作家の作品約450点が展示されている。
 作品は、オクション作品(10万円以上)と10万円以下の作品に分けられ販売されている。
 絵に興味を持ちなじめて色紙を購入したのが1995年(平成7年)、杉森企観明の
 妙高山と日記に書かれている。
 当時は「にいがた美術作家新春色紙展」と言った。
 毎年1枚、5年間で「杉森企観明」「桐生照子」「村山孝夫」「近藤直行」「柳重栄」の
 色紙を買った。
 狭い家に5枚の色紙が飾られている。
 今は鑑賞するだけ。
 今年の出品は「桐生照子:花」「杉森企観明:カトレア」「村山孝夫:朝明け妙高山
 「近藤直行:りんご」「柳重栄:椿」。
 娘の中学時代の担任の近藤直行さんが、娘が看護婦として勤める病院に入院された。
 お見舞いの花のお礼に病室で2枚の絵を描いた。
 絵は娘と私が1枚ずつ保管する。
 私の保管する1枚は、娘の自画像で頭には黄色いユリの花が描かれている。
 一年に一回新春美術作家小品展で購入した作家の絵を観るのが楽しみ。
・新潟女流書作家展(三越新潟店)
 知人が毎年新潟女流書作家展に出品する。
 今年も書作家105人の中に石山幸子さんの名前があった。
 作品は、「野に出れば 人みなやさい 桃の花」(高野素十)。
・下町写真コンテスト作品展(本町通12商店街)
 新潟市下町地区の町並みをテーマにした(下町写真コンテスト)の作品展覧会が本町通
 12の商店街にある空き店舗で開催されている。
 1971年(昭和46)3月から1年間下町の窪田町に住み下本町市場で買い物をした。
 下町という懐かしい言葉に誘われ展覧会場を訪れた。
 パネルに「下本町商店街の長年の願いであったアーケードが完成したのが1978年
 (昭和53)、当時の湊小学校は全校児童数605名・19学級でした」と。
 会場には、本町通12・13番町の両側のアーケードがパノラマ写真で再現されている。
 コンテスト写真を1枚1枚見た。
 写真を趣味とする職場仲間の小川雅文さんの作品、湊稲荷神社の「楽しい縁日」が
 ラーメン藤田賞を獲得していた。
 思わぬところで懐かしい同僚の名前と写真を見つけた。
37年前、娘と買い物で歩いた懐かしい下本町通り。
ぼたん雪の降る下本町通りを歩く。
あの店もこの店も想い出だけが通りすぎてゆく・・・

娘と下町を歩く (イラストを模写)