コミックブームで書店も変わる

kanazu362008-03-06

2月24日の新潟日報「日報抄」に
「どこの誰かは知らないけれど 誰もがみんな知っている ・・・」
メロデーは月光仮面の主題歌。
50年前のきょう、国産テレビ映画最初の大ヒット作「月光仮面」の
放送が始まったと。
インターネットで調べた。
放送は、昭和33年(1958)2月24日から昭和34年(1959)7月5日まで。
全5部130回、最高視聴率67.8%(平均40%台)を記録。
主題歌は、「月光仮面は誰でしょう」と「月光仮面の歌」。
驚いた「月光仮面の歌」を歌っているには、母校高田商業の先輩三船浩さんだった。
2月26日の新潟日報「心ふるさとに」では、アニメーション作家の月岡貞夫さん
(旧豊栄市出身・68)が紹介されている。
東京五輪の前年昭和38年(1963)は「鉄腕アトム」をはじめ、テレビでアニメーション
番組が競うように放映され始めた年だった。
その当時人気を博した番組の一つが東映動画制作の「狼少年ケン
(放映1963年11月25日から1965年8月16日)。
その原作からキャラクター設定・演出・作画まで担当し、作品の根幹を支えたのが当時
弱冠24歳だった月岡貞夫さん。
絵のうまさとずば抜けた作画スピードで、若くして周囲から「アニメの天才」と呼ばれ、
持ち前の作画スピード力で、一日に600枚描いたこともあったと。
話題豊富な漫画の世界。
少年マガジンと少年サンデーが共同で漫画誌
 講談社小学館が発行する少年マガジンと少年サンデーが来年ともに創刊50周年を
 迎えるのを記念して、両誌が合同で今年4月から半年間、新雑誌を発行する。
 ライバル誌が協力して雑誌を発行するのは異例。
 雑誌名は、マガジンの「金田一少年の事件簿」とサンデーの「名探偵コナン」の名から
 「コナン&金田一」の予定。
 両誌の販売部数は、少年マガジンが187万部、少年サンデーが93万5000部。
・第10回にいがたマンガ大賞の表彰式
 2月24日、新潟市新潟市民芸術文化開館で審査員の漫画家水島新司さん
 (新潟市出身)を迎えて行なわれた。
 最高賞の大賞は「逃げる男と追う女」本寄直助(本名奥山直人・新潟大学4年)さん。
石ノ森萬画館収蔵作品の展示
 新潟市新潟市民芸術文化開館で、石ノ森萬画館が収蔵する故石ノ森章太郎作品の
 原画が展示公開された。
 公開された原画は「キョーダイン」「イナズママン」「ロボット刑事」「仮面ライダー
 「原始少年リュウ」「サイボーク009」「人造人間キカイダー」「変身忍者尚」などなど。
手塚治虫生誕80周年「永遠の物語展」
 「鉄腕アトム」「ブラック・ジャック」など多数の名作を世に送り出した漫画家の
 故手塚治虫さんの絶筆・未完作品に焦点を当てた「永遠の物語展」が3月1日から
 手塚治虫記念館(兵庫県宝塚市)で始まった。
・書店に復刻漫画コーナー(万松堂・新潟市古町)
 書店の一角に、
 「昭和30年頃、貸し本屋があった 夢中で読んだ あの漫画
 懐かしい復刻漫画あの頃の元気が甦る!!」
 “マンガで少年時代にタイムスリップ”
 と書かれた看板が。
 懐かしい復刻漫画本が並ぶ。
 ・ロボット三等兵(前谷惟光) ・まぼろし探偵団(桑田次郎
 ・少年ケニヤ(原作:山川惣治・漫画:石川球太) 
 ・キック魂(原作:梶原一騎・漫画:南波健二)
 などなど。
 中高年者が立ち止まり懐かしそうに手に取る。
・漫画立ち読みコーナー
 新潟市内の書店でマンガ立ち読みコーナー続々と誕生と新聞に。
 2月29日市内の本屋を数軒のぞいた。
 書店に並ぶマンガ本は、透明なビニールカバーがかかっており立ち読みはできない。
 それが今は、
 ・北光社(新潟市古町)
  立ち読みコーナーと書かれた看板がありそこに並ぶマンガ本は自由に立ち読みできる。
  ほかの場所にも表紙に「立ち読みできます」シールが貼られた本が置いてある。
 ・蔦屋書店南万代フォーラム店(新潟市万代)
  本の表紙に「ご自由にお読み下さい。見本」と書かれたシールが貼られ、買う時は、
  下のきれいな本をどうぞと。
 ・峰弥書店黒埼店(新潟市黒埼)
  本の表紙に「見本」と書かれたシーツが貼られている。
・番外:趣味の漫画コレククションが
 3月1日のテレビ、開運!「なんでも鑑定団」で趣味で集めたマンガ本の鑑定があった。
 「のらくろ」を描いた田河水泡さんの弟子で杉浦茂(1908−2000)さんのマンガ本が
 鑑定された。
 収集者の150万円の予想に対し570万円と評価された。
 本人や家族そして会場からも驚きの声が・・・
・わが家のマンガコーナー
 マンガ好きの孫のために買い集めたものだ。
 その数50冊以上。
 あきないのか何回も何回も同じ本を読んでいる。
 私たちの子どものころマンガ本を買ってもらえるのは夢の夢。
 マンガ本は、貸し本屋から借りて読んだものだ。
 マンガを読む孫の姿を見ると昔の記憶が甦る。
インターネットで読む書籍の登場や、漫画レンタル店の普及で書店も変わる。
コミックブームにあやかり書店にもマンガ立ち読みコーナーが続々と誕生する時代。
マンガ本も立ち読みで楽しく見てもらい選んで買ってもらう時代に。
書店が変わる。

立ち読みコーナー (写真を模写)