雪割草とボケ

kanazu362008-03-05

今日5日は、冬ごもりの虫がはい出るという啓蟄(けいちつ)。
昨4日、珍しい光景を見た。
午後1時ころ新潟バイバスから市内を見ると
新潟の街は霧かかすみかもやでかすんでいる。
ライトをつけて走る車。
一瞬黄砂かと。
新潟ブルースの「霧が深かった 今日も霧がふる 万代橋よ 」やさくらさくらの
「やよいの空は みわたす限り かすみか雲か」の歌詞のような光景が。
バイパスの温度計は1度、道路からは湯気が上がっており急激な温度差が
霧を発生させたのだろう。
2月28日、新潟県は雪割草を3月1日から「県の草花」に指定すると発表した。
3月1日、三条市県央メッセピアの「第9回雪割草まつり」開催の会場で、
雪割草が県の草花に指定されたことに伴うセレモニーが行なわれた。
2月29日から小須戸のうららこすどで「日本ボケ展」が始まった。
29日、花の町新津と小須戸のフラワーゾーンを回り雪割草とボケ展を見てきた。
・雪割草
 ・花夢里(新潟市新津川根
  道の駅、花いっぱい夢いっぱいの里「花夢里」で雪割草展が開催されている。
  広い会場にピンク・白・赤・紫の可憐な花が訪れる人に春を告げる。
 ・フラワーランド(新潟市新津金津)
  新潟植物園隣のフラワーランドでも花夢里に負けないほどの雪割草が訪れる人を
  楽しませている。
  安い物は200円から即売されている。
 ・うららこすど(新潟市小須戸)
  花とみどりのシンボルゾーン内のうららこすどはの2階には愛好家が丹精込めて
  育てた雪割草の可憐な花が春を告げる。
 ・白根植木鉢センター(白根市
  国道8号線の沿道は雪に覆われているがセンターのハウス内は、2月2日からの
  一足早い春の早咲き雪割草展に続き3月6日まで本咲き展が開催されハウス内は
  春爛漫。
・ボケ
 ・うららこすど(新潟市小須戸)
  2月29日からうららこすどで「第31回日本ボケ展」が始まった。
  新潟市秋葉区の小須戸は、ボケの生産量が日本一を誇る。
  日本ボケ展は、新潟・長野・千葉・栃木の各県の生産者ら約60人がつくる
  「日本ボケ協会」が主催する。
  広い会場には、同協会員やアマチュア愛好家が手塩にかけた281点が並ぶ。
  鉢植えの即売もある。
  会場隣のボケ公園の「日本ボケ公園まつり」は、4月20から5月5日まで開催され、
  露地咲きの約200品種・6400本のボケが楽しめる。
 ・花夢里(新潟市新津川根)・フラワーランド(新潟市新津金津)
  花夢里やフラワーランドも朱色や深紅や純白など色とりどりのボケの花が会場を彩る。
・ボケ酒とジャム
 会場で配られたパンフレットには、ボケは作る(育てる)楽しみ、見る(観賞)楽しみ、
 飲む(ボケ酒)楽しみの三つの楽しみがあると。
 ・ボケ酒のつくり方
  ボケはリンゴやカリンの仲間で、秋には子どものにぎりこぶし大の大きな実を付ける。
  ・ボケの実500から700グラム・焼酎(ホワイトリカー)35度1.8リットル
  ・砂糖200から300グラム
  実を良く洗って水をふきとり、輪切りにして広口のビンの中へ砂糖といっしょに
  入れて、焼酎(ホワイトリカー)に漬ける。
 ・ボケジャムのつくり方
  ボケの実500から700グラム・砂糖250グラム・レモン少々
  黄色く熟したボケの実を良く洗い、丸ごと鍋に入れ軟らかくなるまでゆでる
  軟らかくなったら、裏ごしをして果肉を取り残った種や皮などは捨てる
  裏ごしした果肉を鍋に移し砂糖を加えなじむまで火にかけ混ぜまる
  酸味があるので、味見をしながら砂糖やレモンなどを加え、好みの味に仕上げる
  会場には、ボケジャムの付いたクラッカーを試食できるコーナーがある。
雪国新潟に一足早い春を告げる花の町。
新津と小須戸のフラワーゾーンをめぐり、一足早い春を楽しむも楽し。

ロビーに雪割草を展示 (写真を模写)