野・潟・河原・山を歩き春の芽吹きを見る

kanazu362008-03-08

気象庁は5日、関東から九州にかけての桜(ソメイヨシノ)の
開花予想を発表した。
知人からメールで、近くを流れる西川の河原のネコヤナギも
つぼみもふくらんだと。
3月7日の新聞に新潟大学の高橋正道教授(植物分類学)が、福島県広野町にある
8900年前の白亜紀の地層から、、被子植物の原始的な種類の一つ、バンレイシ科の
植物化石を発見した。
化石をコンピュータ断層撮影装置(CT)で分析した結果を基に、花の想像図を描いた
写真が掲載されていた。
野・潟・河原・山を歩き春の芽吹きを見た。
日記によれば
・野
 ・梅(新潟市長嶺町・蒲原神社、新潟市東堀・白山神社
  ・1月30日、蒲原神社の境内に早咲き紅白の梅の花が咲き参拝者を歓迎。
  ・2月6日、白山神社の境内に紅梅の花が咲き参拝者を歓迎。
 ・さくら
  2月5日、新潟市坂井輪公民館に山形の「啓翁桜」の切り花が飾られている。
  薄いピンクの花が一足早い春を告げる
 ・新潟気象台の桜開花観測木
  2月29日、新潟市の桜の開花を知らせる新潟地方気象台の桜開花観測木を見た。
  開花にはまだまだほど遠い。
  桜の木の付近に「駐・停車禁止:自動車の排気や放熱が気象観測に影響を与える
  恐れがあります」の立看板がある。
 ・タンポポの花(新潟市巻角田)
  3月2日、角田山の桜尾根登山道付近の県道沿いにタンポポが黄色い花を
  咲かせていた。
・潟(佐潟のネコヤナギ)
 3月7日、佐潟水鳥湿地センターを訪れは白鳥の数を聞いた。
 「2月29日春一番が吹きその風に乗ってほとんどの白鳥が北へ帰り今日の白鳥の数は、
 オオハクチョウが1羽だけです」と。
 あられが降る佐潟を歩きネコヤナギを探した。
 自然観察園の木道の左右にネコヤナギの花芽を見つけた。
 センターの人の話しでは、「寒さが続き今年は例年より遅い」と。
・河原
 ・信濃川やすらぎ堤のチューリップと桜
  ・チューリップ
   2月15日、吹雪の中信濃川のやすらぎ堤を歩いた。
   土手の桜や柳はまだ芽を出していないが、河原の花壇のチューリップは、
   積もった雪を押しのけもう小さな芽が顔を出している。
 ・桜
  2月29日信濃川やすらぎ堤を歩き、桜のつぼみのふくらみ状況を見た。
  まだまだつぼみは固い。
 ・広通江河原のフキノトウ新潟市五十嵐)
  3月1日広通川の河原にフキノトウが花を咲いていると新聞に。
  新聞に魅せられ1日広通川を訪れた。
  末広橋たもとの河原にフキノトウの薄黄緑の花が咲いていた。
  地元の広通自治会の人たちが数年前に河川敷を整備し植えたものだという。
・山
 ・雪割草(新潟市巻角田桜尾根)
  雪割草が県の草花に指定された3月1日、角田山に登り雪割草を見てきた。
  雪割草の宝庫の角田山も今年は開花が遅れている。
  角田山自然まもり人の案内で雪割草の花芽だけは見ることができた。
・番外:わが家
 ・チューリップ
  昨年秋に植えた庭のプランターのチューリップも芽を出した。 
 ・クリスマスローズ
  庭に植えられているクリスマスローズが、紫色のつぼみをたくさんつけている。
 ・金の成る木(花月クラックス
  昭和47年知人からもれった金の成る木が大きく育ち、ピンク色の星型の小さな花を
  たくさん咲かせている。
  「金の成る木」のいわれは、若葉の時期に5円玉をはめると、その葉が育った時には
  抜けなくなり、沢山付ければ金が成っているように見えることから名付けられた。
 ・福寿草
  今年は鉢植えの福寿草は芽をださない。
  数年楽しませてくれた福寿草は枯れてしまったようだ。
  やはり春先は、黄色く可憐な福寿草の花が恋しい。
  早速新津の花夢里まで足を伸ばし一鉢買って部屋に飾った。
 ・彼岸花
  「葉なし草」といわれる彼岸花
  葉は今が盛り。
  葉はやがて枯れ、秋に真っ赤な花を咲かせる。
2月29日には新潟県内も春一番が吹いた。
啓蟄も過ぎた。
新潟地方気象台は3月5日、新潟市の桜(ソメイヨシノ)の開桜予想を発表した。
開桜予想日は4月12日で、平年より1日遅い。
上越市高田と佐渡市相川の測候所が昨年10月で無人化されたため、県内の開花予想は
新潟市だけとなった。

野の花芽を見つめる(イラストを模写)