教会

kanazu362008-11-25

クリスマスまであと1カ月。
街は、クリスマスツリーで彩られジングルベルの
メロデーが流れる。
万代シテイの2階の広場に高さ4m・直径6m超の光のドームが
設置された。
ドームは約9万球のイルミネーションに輝く。
古町大和デパートのショーウインドーに、青・緑・オレンジ・赤・ピンクの服を着た
サンタ姿の5匹のウサギのぬいぐるみが、「ジングルベル」の音楽に合わせて踊る。
昨11月24日、長崎市においてローマ教皇庁主催によるわが国初の「ペトロ岐部
187殉教者列福式」が行われた。
列福式とは、カトリック教会で、信者が死後に教皇に認められて福者の地位に並ぶこと。
ペトロ岐部と187殉教者とは、徳川幕府の厳しい禁教政策のもとで信仰の自由を守りぬき、
1603年から1639年に全国各地で殉教した日本人の男女信徒・修道者・司祭。
ペトロ岐部(1587−1639・大分出身)は、単身、徒歩でローマに渡って司祭になり、
帰国後、江戸で殉教を遂げた不屈の人。
11月17日、ジングルベルのメロデーが流れる街を歩き、目の前にそびえる双頭の
十字架に魅かれ新潟市東大畑の「新潟カトリック教会」を訪れた。
教会を訪れるのは、小学校2年生のとき近所の女の子に誘われ聖公会紅葉幼稚園の
日曜教会学校礼拝(こどもの礼拝)以来2回目である。
・新潟カトリック教会(新潟市東大畑通一番町)
 教会前の庭に「新潟知牧区長アントニオ・チェスカ師之碑」が建っている。
 ・オーストリヤ国出身 ・神言会司祭 
・1908年(明治41)から1941年(昭和16)まで新潟市に赴任
 ・1926年(大正15)新潟知牧区長に就任
 ・1927年(昭和2)新潟教会聖堂建設
 入り口に「はじめて教会に来られた方のために」教会は「人々に開かれた場」であり、
 神に祈りを捧げるところです。と書かれた資料が置かれている。
 資料によれば、新潟カトリック教会は1885年(明治18)に新潟市東大畑の地に最初の
 教会が建てられその後、1927年(昭和2)に、現在の聖堂が献堂され「王であるキリスト」
 の称号をいただく教会となった。
 空にそびえる双頭をもち聖堂の設計は、世界的に有名なスイス人建築家マック・ヒンデル
 氏によるもので、ロマネスクとルネッサンスの折衷様式による木造の珍しい建物。
 聖堂に入った。
 全館を入ると正面に祭壇があり、左右にすばらしいスレンドグラスが聖堂内の華やかさに
 色を添える。
 聖堂を見学し外に出た。
改めて双頭がそびえる教会を眺めた。
雨上がりの青空の中に双頭の教会が映える。

双頭がそびえる教会を見上げる (イラストを模写)