プロ野球キャンプインとドカベン球場
今朝は放射冷却現象で気温が下がり新潟市内でも霜が下りた。
自動車のフロントガラスは霜で真っ白。
出勤前にあちこちでフロントガラスにお湯をかける風景が。
今日２月５日は「プロ野球の日」。
昭和１１年（１９３６）のこの日、全日本職業野球連盟の結成によりプロ野球が誕生した。
当時は、東京巨人軍（現在の読売ジャイアンツ）・大阪タイガース（現在の阪神タイガース）
・名古屋軍(現在の中日ドラゴンズ) などの７チームだった。
２００９年のプロ野球が２月１日キャンプインした。
今年６月には新潟県立野球場がオープンする。
命名権を購入する企業がまだ決まらず、巷では「ドカベン球場」にしてはとの声も。
・プロ野球キャンプイン
プロ野球１２球団が２月１日一斉にキャンプインした。
１００年に一度という不況の影響か、各球団とも今年は国内でキャンプする。
オープン戦は２月２８日から始まり、３月５日にはワールド・ベースボール・クラシック
（ＷＢＣ）が開幕する。
新聞に出ていた各球団の監督のキャッチフレーズが面白い。
・西武渡辺監督：守備強化が不可欠 ・オリックス大石監督：チーム貢献へ鍛錬
・日本ハム梨田監督：ポジションで競争 ・ロッテバレンタイン監督：井口の活躍に期待
・楽天野村監督：勝利は投手陣が鍵 ・ソフトバンク秋山監督：まずは基盤づくり
・巨人原監督：団結力アップを図る ・阪神真弓監督：個々の力を底上げ
・中日落合監督：戦力見てから構想 ・広島ブラウン監督：体力向上取り組む
・ヤクルト高田監督：練習試合を多く行う ・横浜大矢監督：元気あるチームに
・視聴率低迷が続くドル箱巨人戦：ナイター中継も半減に
セ・パ両リーグの２００８年球団別観客動員数（７２試合）は、
・阪神：２９７万６７５４人 −５．３％ ・巨人：２８７万６２７４人 –１．２％
・中日：２４２万７８０５人 ＋１．６％ ・広島：１３９万６８０人 ＋２３．６％
・ヤクルト：１２８万１７１４人 –３．９％ ・横浜：１１２万９９５４人 –８．３％
・ソフトバンク：２２５万４４人 –２．５％ ・日本ハム：１８７万３９３１人 ＋２．２％
・ロッテ：１６０万１６３２人 ＋２．８％ ・西武：１４１万３５８３人 ＋２９．３％
・オリックス：１２６万６７６５人 ＋１１．４％ 楽天：１１４万９０６１人 ＋２．８％
巨人の昨年の観客動員数は、阪神よりも１０万人も少なかった。
巨人戦ナイターの視聴率も低迷する。
昨年の年間平均視聴率は９．７％（関東地区・ビデオリサーチ調べ）と過去最低だった
２００６年の６．９％に次ぐ低水準。
日本テレビでは２月２日、今年の巨人主催の放送（地上波）は、昨年より１６試合少ない
２６試合を予定していると発表した。
このうちナイターの中継数は、昨年の３３から１５へと半分以下の大幅減となる。
ドル箱巨人戦も不況とファン離れには勝てないのか。
・新潟県立野球場の名称は
今年６月新潟県立野球場（新潟市中央区長潟）が完成予定だ。
１月３０日建設中の新潟県立野球場を見学した。
球場の名称をめぐり、企業への命名権売却か、それとも本県ゆかりの「ドカベン」に
するかで議論が割れている。
世界的な不況の中、現時点で命名権購入に名乗りを上げる企業はまだない。
そんな中、県立野球場建設促進委員会など県内の野球５団体は１月２８日、愛称に
新潟市出身の漫画家、水島新司さんの代表作「ドカベン」と付けるよう求める約４万人分の
署名を泉田裕彦知事に提出した。
署名発起人代表の金子健三県立野球場建設促進委員長は、「全国的に知名度の高い
ドカベンを付ければ球場の価値も上がり、経済的効果もついてくる。私たちは企業でない
のでネーミングクライツ応募はできないが、別のやり方（管理費の支援）を考えたい」と。
泉田知事は、「２月下旬召集の２月定例議会前までに県としての方向性を決めたい」と。
不景気が後押しで「ドカベン球場」が誕生するか。
・新潟県立野球場でのプロ野球公式戦
・プロ野球公式戦は広島：阪神戦
７月７・８日に新生新潟県立野球場でプロ野球公式戦が開催される。
試合は、広島：阪神戦で本県でのプロ野球公式戦のナイターは初めてとなる。
・夢の投手戦が実現するか
県立野球場でプロ野球公式戦の広島：阪神戦は新潟県民に夢がある。
広島今井啓介投手（中越高：２００５年ドラフト２巡目・２１）と阪神横山龍之介投手
（日本文理高：２００６年ドラフト４巡目・２０）の両投手が故郷のマウンドに上がり県民に
雄姿を見せるか。
３年目を迎える横山投手は「筋肉を鍛え１軍を目指す」と。
県民の夢は、両投手のマウンドでの投手戦を期待する。
２００９年のプロ野球公式戦は、４月３日にセ・パ両リーグが同時開幕する。
夢を語る （イラストを模写）
