立春と春を告げる花
今日2月4日は立春、外は朝霧が立ち込め視界が悪い。
昨3日は新潟市でも気温が10度近くまで上がり春の陽気と
なった。
雪割草・椿・チューリップなど春の花の話題が巷に。
・立春
二十四節気の「立春」は、“暦便覧”では「春の気立つを以って也」とされる。
時候的な解説では、「大寒から立春までは一年のうちで最も寒い季節である。
立春を過ぎると少しずつ寒さが緩み始め、春の気配が忍び入ってくる」といわれる。
・雪割草早咲き展(新潟市白根・白根植木鉢センター:2月1日)
雪割草は平成20年3月1日に新潟県の草花に指定された。
国道8号線沿道の白根植木鉢センターでは、今年も1月24日から「雪割草早咲き展」
が始まった。
センターのハウス内は、色とりどりの早咲き雪割草の花が咲き一足早い春が。
最高は赤鬼(3段)の雪割草が7万円で売られていた。
・椿まつり(新潟市新津・花夢里:2月1日)
花夢里で椿まつりが開催されている。
会場には、480円の越後の雪椿から5000円もする白芯ボクハンなどまで様々の
椿が並ぶ。
雪椿は、昭和41年8月27日に新潟県の木に指定されており人気がある。
・チューリップ(五泉市役所)
チューリップは昭和38年8月23日に新潟県の花に指定され、五泉市は県内有数の
生産地である。
春を告げる色とりどりのチューリップの切花約1400本が、五泉市役所の正面玄関に
飾られ小さな春を彩る。
・番外:つばき通り(新潟市西海岸公園:2月3日)
新潟市の西海岸公園脇にヤブツバキが群生している。
通称「つばき通り」と呼ばれる。
つばき通りは、約300mにわたって高さが約2mから4m育ったヤブツバキの並木が続く。
陽気に誘われ「つばき通り」を歩いた。
歩いて行くと会津八一記念館に出る。
看板には「ヤブツバキ(ヤマツバキ:ツバキ科)、ツバキの原生で、たくさんの品種のもと
なっいます。種から椿油をとります。花は2から4月」と書かれている。
ところどころに白と赤の花が咲いているが見ごろはまだまだ先。
・番外:庭の雪割草
昨年「村松雪割草の会」の人から雪割草の育て方の指導を受け、実生から雪割草の栽培
に挑戦した。
種(通称コンペイトウ:砂糖菓子コンペイトウに似ていることから)を採取して蒔いた。
1年目で発芽し双葉が出る。
2年目にやっと三葉に。
3年目で強い苗は花を咲かす。
4年目で開花。
見ごろまでに6年から7年かかる。
鉢植えの雪割草が、落ち葉の下から濃い緑色の葉をのぞかせている。
何年目の雪割草だろうか。
どんな色の花だろうか。
・番外:フキノトウが届く
暖冬少雪の影響か、今年は立春前に妻の里柏崎から宅配便でフキノトウが届いた。
旬のフキノトウは、天ぷらとフキミソに変身し食卓に。
雪国新潟にも春の花の便りがあちこちから届く。
雪割草が芽を出している (イラストを模写)