ナシのせん定と家庭菜園

kanazu362009-04-11

桜の便りが届き里にも春の彩が。
童謡に「春のうた」(作詞野口雨情・作曲草川信)がある。
桜の花の咲く頃(ころ)は、2番は河原でひばりの鳴く頃は、
3番は、畑に菜種の咲く頃はのあとに、「うらら うららと
日はうらら」と歌われる。
4月2日の日報抄に里に春を告げる花「福寿草」と「キクザキイチゲ」の花が
咲き出すと佐渡では「嫁泣かせ」という。
島の北の海辺の鷲崎では福寿草を嫁泣かせ。
島の南の小木岬ではキクザキイチゲを嫁泣かせ。
島人は「嫁泣かせが咲いたの!、山入りだの!」と。
花が咲くということは、昔のお嫁さんたちにとって泣きたくなるほどのつらい、
薪拾いや野良仕事が始める合図であったと。(伊藤邦男佐渡風土記」から)
わが家の庭は、福寿草の花が終わり今はキクザキイチゲが咲いている。
わが家でもナシのせん定と家庭菜園が始まった。
・ナシのせん定
 ナシオーナーになって2年目を迎える。
 農家の人から「ナシのせん定作業を3月18日実施する」と連絡があった。
 農家の人から花芽は、一カ所に2個までとし後は枝を切り落とすようにと指導があった。
 素人の集まりである。
 あちこちから「この枝は残すのだろうか、切ってもいいのだろうか」「後日またせん定を
 行うので心配なら残すように」と。
 7本の木のせん定は約1時間半で終わった。
・2度目のせん定
 農家の人から「先日のせん定ではまだ花芽を残しすぎで、3月31日もう一度せん定を
 する」と連絡があった。
 当日7家族11人が参加した。
 「欲張らないで花芽をもっと切り落としてください。切ってもまだまだ花芽がたくさん
 付きますよ」と。
 「もったいない、もったいない。」といいながら次々と小枝を切り落としてゆく。
 作業が終わった。
 「4月中旬以降に花摘み(花粉取り)がありますのでまた連絡します」と。
 日記を見ると昨年は4月16日に花摘みを行い、花粉付けは4月22日に行っている。
・家庭菜園はじまる
 ・3月4日肥料受け取りと草取り
 ・イチゴの植え替えと畝作りと肥料まき
 ・4月3日ジャガイモの種芋を植える
 ・農家にナス苗とキュウリとトマトの苗を注文する
  (苗は5月3日に届く予定)
 ・4月10日サヤエンドウの棚作り(昨年は3月25日に棚を作っている)
好天が続く、昨10日の上越市高田の最高気温は26.3度で夏日の陽気に。
花だよりを見ると「つぼみ」「咲き始め」「五分咲き」「七分咲き」「満開」。
初夏の陽気に庭ではモンシロチョウが舞いハチが飛ぶ。

家庭菜園はじまる (イラストを模写)