大河ドラマ天地人ゆかりの地のイベント 合戦

kanazu362009-04-12

今日12日のNHK大河ドラマ天地人は、前半の山場「御館落城」
だ。
お船が使者となって御館に赴き景勝の母仙桃院に会い・・・。
地方紙新潟日報の「天地人ゆかりの旅」では、3月10日から
御館の乱」の府中・頚城平野・上田庄・鮫ケ尾城を紹介している。
NHK大河ドマ「天地人」ゆかりの地をPRしょうと新潟県新潟市など関係市町村は、
3月21日新潟市朱鷺メッセ展望室に情報発信コーナーを設置した。
新聞を見ると天地人ゆかりの地では、さまざまなイベントが開催され大勢の人たちで
賑わっている。
「越後上越天地人博」では3月27日来場者が3万人、「愛・天地人博南魚沼」では
4月5日日来場者が5万人を突破した。
4月10日新潟市内数カ所のイベント会場を見学した。
・「天地人ナビステーション」情報発信コーナー(新潟市中央区朱鷺メッセ
 展示コーナーは「天地人ナビステーション」と名付けられた。
 大きな新潟県の地図や幼少期の与六(後の直江兼続)を演じた加藤清史郎の名セリフ
 「わしはこんなとこ来とうはなかった!」が掲げら、7会場のイベント情報が紹介されて
 いる。
 「時の旅人館」「越後上越天地人博」「越後上杉・上杉戦国物語2009」「天地人〜直江
 兼続とその時代〜」「兼続お船ミュージアム」「直江兼続公伝世館」「愛・天地人博南魚沼」。
・越後上越天地人博(上越市直江津区:直江津屋台会館)
 義の武将上杉謙信・愛の智将直江兼続、師弟の継承の地上越市
 大河ドラマ天地人」のスタジオセットが再現され、春日山城ジオラマ模型などが展示
 されている。
・愛・天地人博南魚沼(南魚沼市)  
 南魚沼市は、直江兼続の故郷「南魚沼」をPRする。
 NHK大河ドラマ天地人」の主人公である「直江兼続」の生誕地である南魚沼(当時は、
 「越後上田庄)で約1年間の博覧会を開催する。
 大河ドラマゾーン(ロケ風景の再現や小道具の展示など)と南魚沼ゾーン(坂戸城
 ジオラマ、甲冑着用体験など)がある。
・兼続お船ミュージアム(旧与板町)
 NHK大河ドラマ天地人」ブームにあやかり1月10日リニューアルオープンし、
 「兼続お船ミュージアム展」を開催している。
 兼続コーナーとお船コーナーがある。
 お船コーナーでは、出演者が使った衣装を羽織り、記念写真を撮ることができる。
 直江兼続の居城与板城跡も登山道が整備され多く人場登る。
 直江家跡地には「お船の方生誕御館跡」の石碑が新しく建てられた。
・兼続を育てた謙信公のふるさと展(旧栃尾市栃尾美術館)
 謙信公の「義」の心は、この地で生まれ・・・そすて、景勝・兼続へと受け継がれた。
 「栃尾城物語〜築城から落城まで」のパネル展示
 謙信公ゆかりの軍旗を実物大に再現
天地人ふるさと展(新潟市西区:時の旅人館)
 新潟県福島県山形県関係の天地人ふるさとが紹介されている。
天地人の時代と新潟(新潟市中央区:旧新潟税関庁舎)
 上杉景勝直江兼続大国実頼三人の時代
 御館の乱と新潟
・古文書が語る上杉氏と直江兼続新潟市中央区:みなとぴあ)
 新潟市の3代目市長八木朋直氏の収集資料の中から上杉氏(謙信・景勝・定勝)や
 直江兼続に関係する古文書などを展示されている。
・越後上杉・上杉戦国物語2009(上越春日山:市埋蔵文化財センター)
 謙信が奉納したと伝わる軍配など約600点(出土遺物を含む)が展示されている。
・ 「天地人」展示室(旧味方村役場)
 「天地人直江兼続大国実頼〜原作者火坂雅志の視点〜と題した展示。
 兼続が治水工事を行ったと伝えられる中ノ口川の河川図などが展示されている。
 旧味方村に関係のある吉江城の展示がないのが少し残念。
県北の村上では「本庄繁長展」、新発田市では「新発田重家展」なども開催された。
日銀新潟支店が2008年12月11日、大河ドラマ天地人」の新潟県内経済の
波及効果は約204億円に上がると試算した。
天地人の主人公直江兼継ゆかりの地である上越・南魚沼・長岡・新潟の4市の観光客数に
当てはめて算出すると、年間観光客は県内158万人、県外42万人の計200万人と予測。
宿泊や飲食、お土産代などに県内客が一人平均6807円、県外客が同3万89円を消費
する前提で経済効果をはじき出した。
その結果、観光客の消費による「直接効果」は、約127億円。
消費に伴い県内の事業所の生産が活性化して雇用者所得が増加し、さらなる消費に
向けられる「間接効果」は約77億円で計204億円と。
天地人」のテレビ高視聴率と「天地人」のイベントブームが呼び水となりETC効果と重なり
多くの観光客が新潟県に足を運んでくれるだろうか。

使者のお船さん大丈夫だろうか (イラストを模写)