勝負の世界の泣き笑い

kanazu362009-04-14

2009年のプロ野球が開幕して10日が過ぎ、大リーグも
開幕して1週間が過ぎた。
勝負の世界、球団と選手に泣き笑いが。
・球団の泣き笑い
 ・笑い
  ・楽天と中日が開幕4連勝
   楽天の開幕4連勝は球団初、中日の開幕4連勝は1999年以来10年ぶり。
  ・新甲子園球場こけら落とし阪神が劇的な逆転サヨナラ勝利
   7日の広島との対戦で7回に一挙7点を奪われ4:10と敗色濃厚と思われた。
   選手の踏ん張りで小刻みに得点を重ね最後は2死一・二塁の逆転のチャンスに
   アニキこと金本知憲選手が起死回生の一打を打ち2者が生還11:10で逆転
   サヨナラ勝利。
 ・泣き
  ・横浜開幕6連敗
   横浜の開幕6連勝は1999年以来10年ぶりでチームワースト記録に並んだが、
   10日のヤクルト戦で三浦大輔投手が好投連敗をストップ7戦目で今季初勝利。
・選手の泣き笑い
 ・笑い
  ・ヤクルト一場靖弘投手
   今シーズン楽天からヤクルトに移籍した一場投手、11日の横浜戦に先発、5回を
   4安打5四死球と苦しみながらも無失点に抑え、移籍後初登板を勝利で飾った。
   一場投手の勝利は2年ぶり。
   過去3年間の成績は、2006年30試合7勝14敗・2007年120試合6勝
   2敗・2008年12試合0勝3敗。
  ・巨人鶴岡一成捕手
   阿部慎之助選手の右ひざ打撲で変わって出場の鶴岡捕手10日の阪神戦で、2打席
   連続ホームランを含む3安打4打点と大活躍勝利に貢献した。
   過去三年間のホームラン数は5本で今年かこれまでに3本を打っている。
  ・オリオールズ上原浩治投手
   オリオールズ上原投手は、8日のヤンキース戦に先発して5回を1失点と好投、
   大リーグデビュー戦を白星で飾った。
   注目の松井選手との3度の対決は、二塁ゴロ・ショートライナー・レフトフライに
   仕留めた。
  ・ブレーブス川上憲伸投手
   ブレーブス川上憲伸投手は11日のナショナルズ戦に先発で大リーグ初登板し、
   6回4安打3失点で初勝利を挙げた。
   日本人の初登板先発勝利は、先日の上原浩治投手に次7人目。
  ・ヤンキース松井秀喜選手
   大リーグ開幕戦にヤンキース松井選手は、3年ぶり3本目のホームランを打ち日米通算
   445本で恩師長茂雄氏の記録を超えた。
  ・ドジャース黒田博樹投手
   ドジャース黒田博樹投手は6日のパドレスとの開幕戦に先発し、5回3分の2を
   4安打2三振1失点と好投、4:1で開幕戦を勝利で飾った。。
   日本人選手の開幕投手として勝利は、2003年の野茂英雄氏以来二人目。
 ・泣き
  ・ヤンキース松井秀喜選手
   開幕戦でホームランを放ち順調にスタートした松井選手、ここ2試合に出場したが
   連続無安打だった。
   12日のロイヤルズ戦で13打席ぶりに1安打を13日にも1安打を放ち現在21打数
   3安打で打率も0.143%と低打率が続く。
  ・レッドソックス松坂大輔投手
   レッドソックス松坂投手は、10日のレイズ戦で5回3分の1を投げ3ホームランを
   含むを9安打を浴び、4失点を失い3:4で敗れ敗戦投手となった。
  ・ゴルフ石川遼選手
   米男子ゴルフの今季メジャー第1戦、マスターズは9日、当地のオーガスタ・ナショナル
   GC(パー72)で開幕した。
   石川選手は初日73(+1)と51位タイだった。
   2日目77(+5)とスコアを落とし、通算6オーバーの150で、5打及ばず予選落ち
   した。
  ・ゴルフ宮里藍選手
   国内女子ツアー第4戦「スタジオアリス女子オープン」が10日、兵庫県にある
   花屋敷GCよかわコースで開幕した。
   宮里選手は初日69・2日目72と首位を走っていたが最終日74と崩れトータル
   215(−1)で6位に。
・番外:泣きと笑いの楽天野村克也監督
 楽天野村監督は、11日の西武戦に2:5と破れ今季3敗目を喫した。
 この敗戦が1970年に南海兼任監督に就任して足かけ40年、監督生活24年目で
 監督として史上初の通算1500敗目。
 野村監督は「長いことやってればいろんな記録ができる。不滅の記録をつくるよ、
 悪い記録はおれに任せておけ」と。
 一方で、史上5人目の通算1500勝にもあと7勝に迫っている。
 通算1500敗目は別の意味では監督生活の長いことの象徴。
勝負の世界、泣きもあり笑いもある。

ダブルボギーだ (イラストを模写)