こいのぼりと金魚
「屋根より高いこいのぼり 大きいまごいはお父さん
小さいひごいは子供たち 面白そうに泳いでる」と
歌われるこいのぼり。
間もなく端午の節句を迎える。
近郷の農家の庭先で赤・青・黄・黒と色鮮やかな吹流しと真鯉(黒鯉)・緋鯉(赤鯉)・子鯉
(青鯉)が春風を受け大空を泳ぐ。
こいのぼりといえば春の風物詩ともなっている、高知県四万十町の四万十川
「こいのぼりの川渡し」や高知県いの町の仁淀川の「川を泳ぐこいのぼり」が有名。
新潟県内でも「加茂川のこいのぼり」や「南魚沼ダム湖のこいのぼり」などが有名。
4月24日、加茂市の「加茂川のこいのぼり」を見てきた。
・四万十川の「こいのぼりの川渡し」(高知県四万十町:四万十川)
全国各地で行われる「こいのぼりの川渡し」の元祖として知られる高知県四万十町の
四万十川で、今年も約500匹が新緑をバックに泳ぎ始めた。
毎年、全国から善意で届けられたカラフルなこいのぼりが川の上空で泳ぐ。
・仁淀川の「川を泳ぐこいのぼり」(高知県いの町:仁淀川)
高知県いの町の仁淀川で「川を泳ぐこいのぼり」のイベントが始まった。
このこいのぼりは地元特産の不織布で作られている。
3?×10?の長方形のこいのぼりの色づけは、地元小学生が担当して完成させた。
水中を泳ぐ大小のこいのぼりは約250匹、体をくねらせながら元気に水中を泳いでいる。
・東京タワーの塔体のミニこいのぼり(東京都港区)
東京タワーの正面玄関前広場に、東京タワーの高さにちなんで333匹の「ミニこいのぼり」
が塔体をバックに泳ぐ。
オレンジ色の塔体と赤・青・黄・黒など6色のミニこいのぼりが青空に映える。
・加茂川のこいのぼり(加茂市加茂川・4月24日)
赤・青・黄・黒など色とりどりの500匹こいのにぼりが春風受け加茂川(加茂市)の
大空を勢いよく泳ぐ。
場所は西宮橋から葵橋までの約150mの間。
8本のワイヤーが、約80m離れた両岸を結ぶ。
加茂川の水はきれいで川底の石が透けて見える。
春のひざしを受けこいのぼりの姿が川面に映りこいのぼりが大空と川面で泳ぐ。
・南魚沼ダム湖のこいのぼり(南魚沼市:大崎ダム湖)
魚沼の春の風物詩、「大崎ダム湖のこいのぼり」が今年も湖上に出現。
赤・青・黄・黒など色とりどりのこいのぼり約300匹が湖上を泳ぎ、湖畔の桜に彩を
添える。
・園児がチュ−リップの花びらでこいのぼり作り
20日、新潟市北区の早通南保育園の年長組園児31人がJR早通駅前の街路樹下に
植えたチュ−リップの花摘みをした。
摘んだ赤・白・黄などの花びらをうろこに見立ててカラフルなこいのぼりを作るという。
・金魚の産卵
我が家の金魚が水槽の中で4月20日卵を産んだ。
金魚の水替えのため水槽を見ると水槽の底に小さな白い粒がたくさん沈んでいる。
水草にも白い粒がたくさん付いている。
もしや「金魚の卵」ではと。
妻が「食べられて明日になればなくなるよ」と。
あわててデジカメで金魚と卵を写真に撮った。
翌朝水槽を見ると金魚は元気に泳いでいるが、卵らしきものは1粒もない。
やはり夜のうちに食べられたのだろう。
インターネットで金魚の卵を調べた。
「死んでいる卵は白く不透明です。可能性のある卵は透明なカプセルに、オリーブオイルの
ような黄色くつややかなものがはいっているように2重構造にみえます」と。
水槽の底に沈んでいたわが家の白い卵は既に死んでいた卵だったのだろう。
日記に「4月20日金魚が産卵、4月21日卵全部食べられる」と書いた。
今年もわが家の車庫の柱に飾られた小さなこいのぼりが風になびく。
あれ!水槽の中に金魚の卵が (イラストを模写)