八王子の白ふじとさつき公園のつつじ
新潟市沢海の豪農の館伊藤邸のフジと糸魚川一の宮の
金子つつじ園のつつじの写真が紙面を飾る。
フジとつつじに魅せられ燕市八王子の白ふじと新津市金津の
「さつき山公園」をさつきとつつじを5月11日見てきた。
・燕市八王子寺安了寺の白フジ
安了寺の境内の案内板には、「新潟県指定天然記念物・八王子の白藤」推定樹齢
3百年・幹廻り5.3m、無数の枝が四方に広がり東西28m・南北18mに張り出し
高さ約3mと書かれている。
フジ棚から30センチから50センチほどの白い花房が垂れ下がり満開の白フジが
風を受け揺れる。
白い花房の中に「藤まつり」と書かれた紅白の提灯が彩りを添えみごとな景観を醸しだす。
安了寺の境内は多くの人で賑わう。
・さつき山公園のさつきとつつじ
約2ヘクタールある 「さつき山公園」には、約150種類のさつきを含め、約48000本の
さつきつつじが植えられている
さつき・つつじはまだ五分咲き程度で斜面はまだまだ緑が多い。
・番外:新潟下町早川堀のりつつじ(新潟市中央区早川堀通り)
毎年5月3日に新潟市の下町早川堀通りで「第5回新潟下町・早川堀通りつつじ祭り」が
開催される。
今年のつつじ祭りは、水と土の暮らし文化の再発見をテーマに、舟運の中心地として
栄えた下町の歴史を蘇らせるため、舟運でつながっていた新潟市の8区から伝統芸能や
食文化、物産品など特色のあるものを集め盛大に開催された。
祭りの終わった15日、早川堀のつつじを見に出かけた。
にいがたみなとぴあ脇の早川堀には白と赤紫のつつじの花が満開。
早川堀を隔てた旧新潟税関庁舎の建物は、満開の白と赤紫のつつじの花に取り囲まれて
いる。
白い建物と赤紫のつつじの花と松の緑が彩りを添える。
つつじの側に「ヒラドツツジ」と書かれた看板が立つ。
・番外:300mのふじ棚(新潟市新田)
新潟市新田清掃センター前東部排水幹線の春は、4月の桜と川原の菜の花、5月のふじ
並木。
道は桜の淡いピンクと菜の花の黄色とふじの薄紫に大変身する。
東部排水幹線の春は「川」の字のように、菜の花・桜・ふじと3本の並木に。
ふじ棚の長さを測ると約300mもあった。
ふじ並木を歩きふじの木の数を数えると29本もあった。
名も無いふじ並木は知る人もなく見物に訪れる人もいない。
5月の空に薄紫のふじの花が静かに風に揺れる。
白ふじと薄紫のふじそして白・赤・赤紫などのつつじとさつきの花が人の心を癒し和ます。
300mも続くふじ棚 (イラストを模写)