飛砂対策のマサキと緑のカーテンの   ゴーヤー

kanazu362009-06-17

新潟市西区赤塚の飛砂対策のマサキと新潟市西区
黒埼南小学校の緑のカーテンのゴーヤーの話題が
新聞に出ており6月15日現地を訪れ見てきた。
・飛砂対策の広葉樹マサキの植樹活動
 新潟市西区の赤塚地区飛砂対策協議会のあるJA新潟みらい赤塚支店を訪ねたのは
 昨年6月11日のことだった。
 あれから1年が過ぎた。
 飛砂対策の広葉樹マサキの植樹活動も2年目を迎えた。
 広葉樹マサキの植樹活動は、赤塚地区の特産品である葉タバコやスイカやメロンなどが
 飛砂の影響で葉が傷んだり農作物が病気となったり、住宅に砂が入り込む
 被害に悩まされている。
 飛砂被害を少しでも防止しょうと周辺の農家と住民が協力してマサキの苗を育て植栽して
 いる。
 2年目の今年は、
 ・昨年挿し木で育てたマサキの苗木350本を農家に受け渡し砂丘地に植栽する
 ・今年は農協と地元の農家と小学校の協力を得て700本の挿し木で育てる
 今年の700本の挿し木作業は先日終わり、一本一本ポットに入れられたマサキは
 JA新潟みらい赤塚支店脇の空き地に置かれていた。
 昨年の苗木は、農家約35戸に受け渡された。
 農協の職員から植栽した場所を教えてもらい現場を訪ねた。
 赤塚ウエルサンピア近くの砂丘地の葉タバコとスイカ畑の境界に風よけネットが張られ
 その下に30センチくらいのマサキが1列に並べて植えられていた。
 農協の職員は「梅雨入りしたので元気に育つでしょう」と。
 計画では5年間で少なくともマサキを1万本植栽する。
緑のカーテンゴーヤーで天然エアコン
 新潟市西区の黒埼南小学校は平成16年度に旧黒埼町の木場・板井・黒鳥小学校の3校
 が統合して創立された全校児童203名の小学校である。
 6月3日、4年生41人が校舎の窓側の2階までネットを貼りその下にプランター27個を
 並べた。
 プランターの中には二本のゴーヤーの苗と彩を添えるため真ん中に朝顔の苗が植えられ
 ている。
 ゴーヤーと朝顔のつるがネットの上を伝い2階まで伸び窓を覆うと「緑のカーテン」に
 大変身する。
 緑のカーテンが温度上昇を抑え天然のエアコンに早変わりする。
 つるを伝わせるネットは3枚で、1枚の大きさは、高さ6m・幅8m。
 ネットは黒埼青年会議所の職員などが設置した。
・番外:屋上緑化と安行四季彩マット
 6月17日のNHKニュースおはよう日本で「屋上緑化の普及に新アイデア」の、安行
 四季彩マットを紹介していた。
 安行四季彩マットとは、埼玉県農林総合研究センター園芸研究所が1998年に開発し、
 安行造園が商品化した。
 ポリプロピレン製の50センチ四方のヘチマ状マットを基盤材とし、保水性の高い軽量
 土壌を使って植栽を行う厚さ5センチのユニット式植栽マット。
 薄くて、軽いため手軽に持ち運びができ、並べるだけで緑化でき、その模様替えもすぐに
 できまる。
 土のない屋上・バルコニー(ベランダ)などでも緑の空間を演出でき、庭付きの家にする
 ことができる。
 埼玉県ではこれまでに3棟のビルの屋上に設置した。
 都会で庭を持たない人たちがボランテイアで屋上緑化庭園の除草活動に協力している。
 屋上緑化庭園で楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿がテレビで放映されていた。
マサキが飛砂を防ぎ、緑のカーテンのゴーヤーが温暖化防止の一役を担う。
夏にもう一度黒埼南小学校を訪問したい。

ゴーヤを植えたプランターを運ぶ (イラストを模写)