大相撲名古屋場所の前半戦を振り返る
大関日馬富士の綱とりなるかと話題の大相撲名古屋場所も
中日８日目を終えた。
成績は、８戦全勝が横綱白鵬と大関琴欧洲、７勝１敗が
横綱朝青龍と大関琴光喜、それを２敗の大関日馬富士と
関脇稀勢の里などが追う。
期待の日馬富士は、中日までに２敗を喫し横綱昇進は絶望的に。
名古屋場所話題力士の前半戦を振り返った。
・綱とりに挑んだ大関日馬富士
初日関脇稀勢の里を足腰の粘りで破り素晴らしいスタートを切った。
しかし、３日目過去７勝１４敗と合口の悪い小結琴奨菊の寄りに土俵下に落ち初黒星。
５日目勝ちを急ぎ土俵ぎわでの阿覧のいなしに土俵下へ頭から落ち２敗目を喫し綱とりは
絶望的に。
・綱とりに壁宣言の両横綱
大関日馬富士の綱とりに両横綱は壁宣言をした。
横綱白鵬は磐石の相撲で８戦全勝と２場所ぶり１１回目の優勝を目指す。
横綱朝青龍は中日８日目、関脇稀勢の里の突き落としに敗れ初黒星を喫した。
今年１月場所以来３場所ぶりの優勝に赤信号が。
・佐渡ヶ嶽部屋両大関琴欧洲琴光喜と１０勝がほど遠い古参大関陣
佐渡ヶ嶽部屋の両大関琴欧洲と琴光喜が大関相撲を取っている。
琴欧洲が全勝で後半戦へ、昨年５月場所以来の２回目の優勝を目指す
琴光喜が左に変化し稀勢の里の突き落としに敗れ６日目にして初黒星を喫した。
古参大関陣は中日を終え、魁皇が５勝３敗・千代大海が４勝４敗と苦しい土俵が続く。
・日本人力士期待の若手三羽ガラスに明と暗
・明の関脇稀勢の里
関脇稀勢の里は、中日８日目横綱朝青龍を突き落としで破り６勝２敗と好成績。
６勝のうち４勝は、横綱朝青龍・大関千代大海・大関魁皇・大関琴光喜からの殊勲、
２敗は横綱白鵬と大関日馬富士。
日馬富士に。
・暗の前頭豪栄道と栃煌山
・西前頭筆頭豪栄道
２勝６敗と勝ち越しに赤信号が。
２勝は大関魁皇・小結琴奨菊から。
・東前頭２枚目栃煌山
中日８日目で８戦全敗と負け越し元気がない。
日本人力士期待の若手３羽ガラスに明と暗がはっきりと、後半戦に奮起を。
大関日馬富士の綱とり場所と騒がれた大相撲名古屋場所も初日は「満員御礼」の垂れ幕が
下がったが、２日目以降はテレビに桟敷席の後方がガラガラの映像が映し出せれる。
中日８日目、横綱朝青龍と関脇稀勢の里の好取り組みに今場所２度目の「満員御礼」の
垂れ幕が下がった。
不景気で相撲人気にも陰りが・・・
ファンは、一日も早い日本人力士の優勝と新大関誕生を期待する。
ガンバレ日本人力士期待の若手三羽ガラス。
